先日、オランダ語の試験に無事受かりました!
NT2-1(B1)というレベルをパスして次はNT2-2(B2)に進みます。
NT2-1というのは、主にオランダ語を用いて働く人を対象に最低限必要なオランダ語力レベル。
NT2-1を証明するためには、国家試験のstaatsexsamen-1をパスしないといけないのですが、私はあくまで語学学校のそのレベルを証明するdiplomaを取っただけ。
実際に働くとなるとこの国家試験を受けたほうが選択肢は広がるのだと思いますが、どうせ受けるなら次のNT2-2の方を受けようと思い、そのまま次のクラスに進むことにしました。
ちなみに、NT2-2は、主にオランダの大学でオランダ語のプログラムを履修する際に必要なオランダ語力レベルです。
移住に必要なオランダ語の試験についてはこちらを。
大学に進むかは別として、とにかく今は、ちょっと自分のオランダ語力が伸びてる実感があるのでそれをキープしたい!
この歳になって新しいことを学ぶってそうそう簡単ではないし、この数ヶ月も、仕事しながらシッターをやりくりしたり勉強時間作ったり、私にしては久しぶりにタイトなスケジュールでした。(なんちゃってフリーランスですけどね)
でも、いろんな国から来た年齢もキャラクターもバラバラなクラスメイトと一緒に学ぶ時間はとても有意義で楽しかった。
ほんと国が変われば人も変わる。
みんな勝手に発言するし、
人の話聞かないし、
どうでもいいことをなぜこのタイミング?みたいな時に言うし、
マイペースだし、
休憩時間を守ったことなんてなくて、いつも数名遅刻する、
試験中でも隣の人と相談するし、携帯だって使っちゃう、
そういう意味では、日本の小学生の方がよっぽどちゃんとしてるかも(笑)
最後の打ち上げでは、これでもかってくらい甘いものばかり持ってくる。
それでも、約3ヶ月のコースが終わる頃にはみんな仲良くなって、下手なオランダ語で会話してるんだからフレンドリーでいい仲間です。
しかも、先生のMarjonが最高に面白い授業をしてくれるので、3時間もあっという間だったし、会話メインの授業ばかりでスピーキング力も上がった!
これが一番のポイント。
テキストを見て文法やったり読み書きするのはもういい。
頭でわかっていても話せない、何気ない会話が続かない、そこをなんとかしたい私にはもってこいの先生でした。
そしてその先生が、また来週から次のレベルのクラスを担当してくれるというのですから、やらない理由がない。
とはいえ、他のクラスメイトはというと、、、
例えばシリアから来てる子は、働かないといけないからとりあえずこのレベルで国家試験を受けて就職活動をし、独学で勉強を続けるというし、
旦那様がオランダ人のブラジル人は、授業料が払えないから働き口が見つかったらそのまま続けるらしいし、
もうすぐ2人が生まれるから続けられないというロシア人もいます。
もちろん、将来、医者になりたいからこのまま続けるというシリア人の女の子も。
みんないろんな事情を抱えているわけです。
私はというと、、、
正直、時間的な拘束はきついし家族に協力してもらわないともちろんいけないわけですが、もうそろそろ自分に投資してやりたいことやってもいいじゃないかと。
「家族の時間とお金を使ってるんだからちゃんと還元しなさい」とえげつないことを言われたりもしましたが、それはしれっと無視してやっちゃうことにしました(笑)
いや、ほんと言われた時には目がテン。
ま、本人に悪気はないんでしょうけどね〜。
もうすでにちゃんと還元してるもんね。
今回の試験は予想よりも難しくて、正直、五分五分かなと思っていたので、合格通知をもらった時はガッツポーズでした。
クラスメイトもほぼ合格したようですが、そのうち何人が次のクラスでも一緒に勉強できるのか、、、。
みんなそれぞれに将来の夢や目標があるので、是非それに向かって頑張ってほしいなと最年長の私は、母のように思うのです(笑)
私の夢は?と聞かれても今ははっきりと描けませんが、
オランダ語がもっとできるようになればKLMのCAにだって応募できるし、
(今更?という声もありますがw、これ結構マジです。友人の現役KLM日本人CAさんのあの充実ぶりを見ていると、私もKLMでならまた楽しめるかもと幻想を抱いてしまうw)
ピラティスのクライアントも増えるし、仕事の選択肢も増える。
日本とオランダをつなぐ何かができるかもしれないし、
もしかするとオランダで快適に暮らせるようになるだけ、かもしれない。(それが一番大事だけど)
でも何はともあれ、やりたいことができる、させてもらえるこの環境に感謝。
大変なことほど達成感が大きい!と久しぶりに実感しました。
早速、あたらしいテキストブックを買いに本屋へ行ってきます!