機能美あふれるカラダへ

はじめまして。

機能美を引き出すピラティスをお伝えしている、吉田雅世です。

「心も姿勢も生き方も美しく」をモットーに、カラダとココロのつながりもワークを通してお伝えしています。

意識的な呼吸でカラダを内側から緩めることで
インナーマッスルが協調して働き、腹圧によって体幹が安定します。

その状態で力みなく動いていくことで
カラダは機能的に動き、内部感覚が変わり
外見の美しさが変わってきます。

美しい見た目はもちろん、心地よく動けるしなやかなカラダ

機能的で均整のとれた「機能美あふれるカラダ」
そんなカラダを手に入れて毎日を機嫌良く過ごしませんか?

レッスンはzoomによるオンラインレッスンです。
オランダ在住の方のみ、対面プライベートワークもしております。

①プライベートワーク(60分) ¥ 6000(€50)
プライベートワーク対面(60分)€60
②グループワーク(50分)週2回開催(月に何度でもご参加いただけます) 
¥ 8,800(€75)/月 または ¥ 2,500(€20)/回

お問い合わせは
mayoshida17@gmail.com
もしくは Instagram @mayoshida17 
までご連絡ください。

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ママ、笑ってますか

霧雨の降る中、長男は小学校最後のスクールキャンプへ出発しました。

前日に自転車で派手に転んで痛めた足の怪我を心配する親をよそに(やせ我慢にも思えましたがw)、「じゃ!」と軽く手を振って行ってしまったその背中が、とても頼もしく、寂しくも思えた瞬間でした。

長男はこの夏に11歳になり、日に日に親を必要としない場面が増えてきました。そういう年頃なんだろうと思い、なるべく口はださずに本人のやりたいようにさせています。学校への送り迎えも不要となり、サッカーへもお友達と行ったり、料理もするようになったので母としては楽になったなぁと思うことの方が多いのですが、父親にとってはなにやら物足りないようです(笑)

その微妙な心情は

http://otoyon.com/archives/4408

でお読みいただけますので、父親の気持ちが知りたい方はぜひ!

母親の私はというと、長男が小さい頃から早く自立してほしいと願っていたので親離れは嬉しくて仕方ありません。むしろ、ちょっと寂しく感じる自分がいることに驚いているくらいです。

私の夫は家族のために仕事をし、家族の幸せのための労を惜しみません。子育てにもとても熱心で協力的です。だからこそ、長男の親離れで心に隙間風が吹いているのでしょうが、子育て第1章が終わってしまった喪失感に呆然とする夫の姿がおかしくて思わず笑ってしまいました。

私はその逆で、家族のために何かをするときはいつだって「仕方ない」という気持ちがつきまとい、喜んでやりましょう!なんてほぼ感じたことがありません。

家族よりも「自分」の方が先に立つのです。

何てひどい母親だと思われるかもしれませんが、こればかりは正直な気持ちなので仕方ありません。

実父がこういったことがあります。「お父さんは家族のために働いているんじゃない、自分のために、自分の名を後世に残すために働いているんだ」と。

家族を養うことは最低限の義務であり、それをするのは当たり前。それよりももっと高い意義を持って生きていると。

あっぱれです(笑)

夫とは真逆の発想。それを聞いたとき私はまだ大学生だったので家族として複雑な気持ちでしたが、今となっては、自分も父と同類だと気付き血は争えないなあと納得しています(苦笑)

私には、自分の幸せがあってこその家族の幸せ、なのです。

家族のために自分の時間を削って、やりたいことを我慢して、良かれと思って家族に捧げた時間と労力は、必ずしも私を幸せにはしてくれませんでした。

人によっては家族のために尽くすことと自分の幸せが結びつく幸せな方がいらっしゃいますが、私はそうではありません。

だから、望んで産んだ子どもを目の前にしても、「思い描いていたものと違う」と悩み、自分の時間だけがなくなる、思い通りにいかない、子育てが辛い、と負のループに陥って悩みました。

それは2人目を産んでオランダに移住しても時々出てきては私を苦しめました。

そして気付いたら、

私、笑っていなかったんです。

子どもが小さい頃は、大変なことがあってもそれなりに子どもに癒され、成長に励まされ、近くにいた親にも助けられながら何とかやっていましたが、そのうち家族の中で心地よい居場所を失い全てが義務となり、特に楽しみもないマンネリな毎日に不満や愚痴ばかりが頭の中を巡るようになっていました、、、。

笑えていない自分に気付いた時、まるで底なし沼に落ちていくような錯覚を覚え、今にも泣きそうだったのを覚えています。

私、このままだとダメになる。

今思うと軽い鬱状態だったのだと思います。幸い親身になってくれる友人がいて話を聞いてもらえる機会があり、救われました。

あれから数年が経ち、私は自分の世界を家族の外に作りました。すると自然と家族に対して優しくできるようになり、浮き沈みのある気持ちのリズムとも上手に付き合えるようになったのです。

そして気づいたら、心の底から笑っていました。

その瞬間も鮮明に覚えています。

私、今笑ってる!家族みんなと一緒に笑えてるって。

かなり重症ですよね今思うと(笑)

家族、特に夫は私の変化に敏感でした。私の機嫌がいいので家族の雰囲気もいいと良く言われましたから。

つまり何が言いたいかというと、

ママが幸せなら家族も幸せなのです。(オランダはまさにコレ!!)

ママの笑顔が家族を幸せにする。

子どもも旦那さんもママには笑顔でいてほしい。だから、世の中の(特に日本の)ママはもっと自由に好きなことをしていいと思うんです。楽な道を選んでいい。

賛否両論ありますが、オランダのママは無理してまで自分が大変なことや嫌なことはしません(笑)

何でもいい、仕事でも趣味でも勉強でも。子どもがいるからって我慢することなんてない。自分のことを後回しにしてまで家族に尽くしたって感謝されるとは限らないんですから。

うちの長男みたいに、どんなに心配して傷の手当てしてあげたって、「ありがとう」の一言もなく「全然平気だから」とプイッと行ってしまうんですからね(笑)

ママが好きなことをする時間のためにパパは全面的に協力してあげてください。ママにどうしてほしいか聞いてあげてください。

ここポイントです。僕がやってあげたい、やってあげられるヘルプではなく、ママが望むヘルプです。それを黙ってやってあげてください(笑)

愛情は水のようなもので、コップがいっぱいになった時に溢れ出てほかへ向けられます。だから、ママは自分が喜ぶことをして自分に愛情をたくさん注いであげてください。そうしたら自然と家族に愛情を注ぐことができます。

家族を心から愛しく思い、感謝の気持ちでいっぱいになります。

私がそうでした。

だからこそ、ずっと私の背中に隠れていた長男が私の先を歩くようになった今、その背中を見るたびに自立していく彼の背中が愛おしく見え、あんなに自立を望んでいたのにもかかわらず、少し寂しく感じられるのだと思います。

私はこれからも自分のやりたいことをして、自分を喜ばせ、自分を第一に考えて生きていくと思います。

でも、昔と違うのは、家族を優先しなければならない時には喜んで家族の一員としての役割を果たせると思うのです。感謝と尊敬を持って、心からそれが私の使命だと思って臨める気がします。家族のために行動することを自分の喜びと思えるでしょう。

最後に、

喧嘩もするし意見がぶつかることもある、そして「私は好きなことをして生きていく!」と公言しても、最終的には「君の好きなようにすれば良い」といつも全面的に私を支えてくれる夫には感謝しかありません。

彼が家族大好き、家族のために全力を尽くせる人だからこそ、私は自由に自分のしたいことを追求できるのですから。

そんな夫は、まだまだ親離れしてない次男のお迎えに、いそいそと楽しそうに出かけて行きました(笑)

ママはもう少しゆっくり親離れ、子離れしていこうと思います。


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失敗を恐れない生き方のために親ができること

オランダはエリアごとに順番に夏休みに入るのですが、我が家の住むユトレヒトも明日から夏休みに突入です。

9月から長男は最終学年のグループ8へ、次男は日本でいう小学部に当たるグループ3へ進学します。

節目の時期だからなのか、はたまた夏は子供の成長が著しいのを毎年経験しているからか、いつもこの時期は「学校教育とは?学ぶとは?」ということを強く意識してしまいます。

今回考えたのは「失敗」のこと。

失敗が怖くて行動に起こせない。

ある一つの正解を追い求め、そこに到達した人が「頭がいい」「優秀」だと評価される。社会に出た後も「言う通りにできる人」が出世していき、「他人と違うと生きづらい」「失敗は悪」といった日本の教育にどっぷり浸かって過ごしたわたしは、例に漏れず、「失敗が怖くて行動を起こせない」人でした。

失敗は少ないほうがいいし、失敗は悪、失敗は時間の無駄だと思っていたので、そうならないように用意周到に準備をしてから行動し、失敗しそうな時は行動しませんでした。

それでも、頭では「失敗は成功の母」「失敗して強くなる」と失敗は怖くないんだ、という考え方は知っていたんです。でも、やっぱり嫌なんですよ。怖いんです。

今だからわかるんですが、それはきっと失敗から学んだことが少なかったからかな、と。失敗を避けてるんだから当たり前ですよね。

「失敗」かどうかを決めるのは自分で、そこから何を学ぶか、のほうが大事。

そうやって少しづつ「失敗から学ぶ成功体験」を積みかねることで、自分に自信がつき次に行動するときに失敗が怖くなる。

そういう経験が日本に住んでいた時の私には明らかに欠けていました。

だから、周りの人には順風満帆な人生だと思われていたし、ある程度努力もしていたのでそれなりに幸せに見えていたと思います。

でも、常に失敗を恐れている人生ってつまらないし、世界が小さい!

すでに知っている世界、うまくやっていける世界でしか生きていけない。まだまだ知らない世界がその周りにあるのに。

オランダ移住なんてその最たるもの。

日本に住んでいたら知らなかったこと、できなかったこと、経験しなかったこと、感じなかったことだらけです。

失敗とか挫折なんて数えきれない。

でも私はまだこうして失敗しても挫折しても生きてる(笑)

日本に住んで、同じように日本の教育を受けて、日本社会で生きていても、型破りな人、失敗を恐れずにどんどん突き進む人だって当然います。

それって、その人のもともとの性格だったり気質もあると思いますが、失敗を恐れない人には、それを実践している人がが周りにいて、自覚があるないに関わらず影響を受けているんだと思うんです。

失敗を恐れない環境がある。

その環境を作れるのは、子供にとっては親であり学校の先生であり、スポーツクラブのコーチであったり。

子どもに「失敗を恐れずにいろんなことにチャレンジして欲しい」と願うなら、一番近くにいる親がお手本を示さなければ。

そんなことを、この夏休み直前に考えていました。

オランダには、確実に日本よりも「失敗を恐れない、恐れる必要のない」環境が整っています。それは大人にとっても子どもにとっても同じ。

とりあえずやってみよう。

うまくいかなかったらそこでまた考えて出直せばいいんだよ。

他人と違ってもいいんだよ、それがあなたの個性だから。

他の人と同じではなく、あなたの意見が聞きたいの。

オランダ社会にはこんな考えがあらゆるところに染み込んでいます。

私はすでにいい大人ですが、子ども時代、会社勤め時代にあまり経験できなかった「失敗を恐れずに行動を起こす」ことにチャレンジ中です。

子どもは一番近くにいる親の背中を見て育ちます。親が失敗を恐れずに行動していれば、自分もやってみよう、そうしていいんだと感じてくれると信じて。

親として、子どもには早いうちから失敗を経験してそこから学び、それを成功へ導く成功体験を積んでいってもらいたいと思っています。(自分自身、そういった経験が少ないまま大人になってしまい苦労したので)

そして、たとえ失敗しても責めず、落胆せす、叱ることなくありのままを受け入れてあげたいと。

その「ありのままを受け入れてもらえる」安心感こそが、次なるチャレンジ、失敗を恐れずに行動できるエネルギーになると思っているので。

行動した結果が自分の人生

失敗かどうかを決めるのは自分

失敗が怖くて行動できないのは

自分の人生を生きないのと同じ

すでに多くの方がおっしゃっている、誰もが分かっている周知の事実だと思いますが、行動に移すのはそうそうたやすくないのも事実。

だからこそ覚え書きとして、子どもの成長を、学びとはなにか、教育とは何かを深く考えるこのタイミングでブログに残しておこうと思います。

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アウトプット型の学び

このコロナ自粛で新しいことを学び始めた、興味のあることをたくさんインプットしたという人も多いと思います。

私もそんなひとりです。

欲しい情報が簡単に手に入る時代。どこに住んでいても簡単に学びたい場所にアクセスできる便利さはこのコロナ禍で加速しました。

そんな学ぶスタイルの変化に恩恵を感じながらも、私がそれよりももっと実感したのは「アウトプットの楽しさ、アウトプットできる場所があることへの感謝」でした。

コロナ自粛をきっかけに始めたオンラインでのピラティスレッスン。いつもは90分でじっくりメニューを組んでやっていたものを、コンセプトを変えて40分のレッスンにアレンジ。在宅時間が長くなり運動不足になる人が多くなる中で、できるだけストレスなく参加できて、身体を動かすことが習慣になるような仕組みを作りたいと考えました。

同時にステイホームを使って、解剖学や運動生理学、ヨガや整体など違う分野のトレーナーさんから体の使い方を学ばせていただきました。その中で点だったものがつながって線になったり、曖昧だった知識がクリアになったり、はたまた新しい考えや理論に刺激を受けたり、「脳みそフル回転」なそれはそれは楽しいステイホームだったのです(笑)

それにも増して、ステイホームでインプットした学び(フィジカルとメンタル共に)を「アウトプットする」時間、つまりオンラインレッスンが楽しくて、ことあるごとにその場に感謝していました。

どうしたら、今までのレッスンにスパイスを加えられるか?

どうしたら、このワークをいつものエクササイズに活かせるか?

どうしたら、身体を整えることの気持ち良さを感じてもらえるのか?

どうしたら、生徒さんひとりひとりにアプローチできるか?

この時の私は、学んだことをすぐに試したくなっていました。

完璧な状態ではないけれどもまずアウトプットをして、生徒さんからのフィードバックや反応を待ちます。それを元にアウトプットしたものを見直し、学びなおす。そんなプロセスのなかで考え方や学びを再編集する。

だから、私はレッスンの最後にとっている質疑応答の時間が大好きなんです。なるべくたくさんのフィードバックが得らやすいようにフレンドリーかつ、オープンマインドでいるよう心がけています。

気をつけないと、近寄りがたいとか威圧的だとよく言われるので(笑)

一昔前までは、将来使うからと「貯めておく」ために身につけた知識ですが、今はすぐに使うことを目的に学んでいます。

まさに実践的にな学び。オランダでよく耳にするワードですね。

その昔、仕事上必要で取ったソムリエ資格。当時はもちろん役に立ったしワインを選ぶのも飲むのも、ワイナリーへ行くのも楽しかったのを覚えています。でも知識は使わないと、アップデートしないと腐っていきます。ワインは時を経てさらに美味しくなりますが、詰め込んだだけの知識は実践的に使わなくなると使い物にならなくなります(苦笑)

このコロナ自粛の間、私の中で変わったことがあります。

それは、、、

吸収したことに満足し、それを実践でつかうにはより完璧に用意周到に準備しないといけないと思っていた「インプット型の学びのスタイル」から、

フィードバックの余白を残しつつ他者の存在を前提に、学びを試して再編しながら新たなものを共創してく「アウトプット型の学びのスタイル」

への「学びのスタイル」の変化です。

これは驚きの事実です。

なぜって、

失敗することが怖くて結果がある程度予測できなと先へ進めなかった完璧主義の私が、まだ荒削りの知識をさらけ出してダメ出しを待って、そこからまた作り直してく最善主義へと変わりつつあるのですから。

変わりつつ、なのでまだまだ完璧主義で落ち度を指摘されるのが怖いところはあります。それでもこのアウトプットの時間が楽しい、ありがたいと思えるのですから、人間はいくつになっても変われるのです。

こんなことを書こうと思ったのは、まさにベストなタイミングでリクルートワークス研究所が行った研究レポート に出会えたから。

そのきっかけはデンハーグに住む友人のこのブログです。コーチングをお仕事としている彼女のブログや記事には、毎回ハッとする気づきがたくさんあります。ぜひ読んでみてください。とっても面白いです!

話は学びのスタイルに戻りますが、そこには発信型(アウトプット型)の学びとして以下のようなことが書いてありました。

<何をしたいか声に出す>

<実践やアウトプットの機会を作る>

<誰かのために自分を使う>

<知識と経験を別の場所で再編集して使う>

<自分の直感を信じる>

<教えあうことで伸ばしあう>

私はステイホーム期間に、偶然にも(幸いにも)これらのことを経験しました。

テクノロジーの進化のおかげでインプット作業はより簡易にできるようになり、同時にアウトプットもフィードバックを得ることも容易になりました。こうなると、「人から学べないひと」はこの先、時代においていかれるのではないでしょうか?

今まさに学ぶことのど真ん中にいる子どもと一緒にいると、先生から「正解」と思われる知識を一方的に与えられる学びのスタイルにとても違和感を感じます。その「正解」や「常識」はいつ覆されるかわからないのですから。

今回の「正解」がわからないコロナ禍なんて、とってもいい例です。

デジタル化が進化したことで異分野の人や多様な文化、思想の人とつながることができるようになりました。知識をシェアしたり、助言を得ることができる。その中で共に最善の方法を探っていく、これが未来の「知」の創造の在り方になっていくのでしょう。

学びのスタイルはインプット型からアウトプット型へ。

私もまだまだ進化の途中。そして、このブログだってアウトプットの一つ。

興味のあるかたはぜひこのレポート、読んでみてください。

そしてフィードバックを聞かせてください!

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本質を探ると心がよろこぶ

今朝、あることがきっかけで苦手とする「書き出し作業」をしてみました。

そう、いわゆる自己分析のようなもの。

就職活動の時にやったアレです。私はあれが大嫌いで本当に苦手でした。きっと自分の弱い部分に向き合うのが嫌だったのと、自分の本質を掘り下げる作業が面倒くさかったんだと思います。

でも、あれが得意な人いますよね、自己分析の好きな人。私の夫がその類の人間で、何かにつけて「いいからやってみろ」と言われてたんですが、身内に言われると余計やりたくなくて(笑)

そんな私がなぜそんな作業をしたかというと、とあるインスタライブで「体の嫌いなところを書き出してみましょう」というワークがあったことがきっかけ。

きっと、そうやって嫌いなところを書き出して、なぜそこが嫌なのか、どうすればいいのか、むしろいろいろやってきたのに変わらないのはなぜなのか?ということに自ら気づくためのワークなのだと思います。

人間とは面白いもので、身体のマイナスイメージを書き出していくうちにだんだん心の声まで聞こえてくるんですね。

身体と心はつながっているから。

実際そのライブを聴きながら、私は、いかに多くの人が自分の身体が嫌いでネガティブなイメージを抱えているのだろうと驚きました。

もちろん、私も良くしたいところはたくさんあります。女子ですから(笑)

でも、どちらかというと今の自分の身体、そんなに嫌いじゃない。スタイルがいいとかそういうことではなく、今までやってきたことの成果がそれなりに出ているし、これからだってもっと変われるための伸びシロがあると思えるから。そのために楽しく身体のことを学んでいるし、何よりも今の私を丸ごと受け入れてくれる人が近くにいるからです。

その違いにあれ?と気づき、どうして今の自分はみんなと違うんだろう?と思ったのです。そのことがきっかけで大嫌いな「書き出し作業」をしてみました。

まあコロナだし、時間あるし。

もしそうじゃなかったら絶対やってなかったですね。そのくらい珍しい行為。

私も例に漏れず、身体のことからだんだんと心のことにフォーカスが移ってきて、ノートがメモ書きでビッシリになってしまいました。

特に結婚前の頑張ってた自分や、子どもを授かってからの自分の中での葛藤を振り返ると心がぎゅうっと痛くなり涙が。

社会復帰へのあせり、自分探し、育児の悩み、夫婦関係、笑えない日々、他人を羨む日々、などなど。

最初は泉のように湧き出る過去のマイナスな感情を書き出していったのですが、同時にそれに呼応するような、今感じているプラスの感情、思考が出てきたからびっくり!

たとえば以前は、子どもは自分の人生の流れをいったん止めるものだっと思っていましたが、今は自分という川の幅を広げてくれる存在だと思えますし、短所だと思っていた完璧主義も、「それも個性かな」くらいの軽い気持ちで考えています。

さらに、いま自分がしたいことやできること、何が大事で何に価値をみいだすのかなど、自分の思考がはっきりしてくるじゃありませんか!

きっと、これが夫の言う「いいからやってみろ」ということなんでしょう。

身体と心へ対するマイナスな感情は今も当然あります。でも、それよりも今やりたいことが見えてきたことにじわじわと感動している自分がいます。

そして、最近なんとなく感じるこの安定感や安心感は「どんな自分でも受け入れてくれる存在」「スタイルが良くなっていく自分をこれでもかと褒め倒す存在」がいるからだと気付きました(笑)

私は昔から自分に「自信」がありました。やれば努力次第でなんでもできると。親にも愛されてたし認められていました。だから「自己肯定感」は高いと勝手に思っていたんですね。

でも、いつも頑張らなきゃ、期待に応えなきゃと努力していたし、言われなくても常に上へ上へと思って生きてきました。知らないところで他人と比べてはまだまだ、と自分を奮い立たせていた気がします。

親のせいでは決してありません、でも私はそうすることで自分という人間を肯定し、親を喜ばせようとしていた気がします。

そしてその緊張の糸が切れたのが、産後だったのです。不妊治療してまで授かった子どもなのに、母乳をあげることしかしていない自分に自信をなくし、何をしても成果を認められることのない現実に苛立ちを感じ、努力だけではどうにもならない現実を前に苦しくなっていました。

あれから10年、東京から福岡へ引っ越し、家族が増えて海を渡ってオランダへ移住。

紆余曲折しながら、やっといま、自分を自分でも肯定できる気がします。

この心地よい安心感が本当の自己肯定感というものなのかもしれません。

自己肯定感、安心感を与えてくれる存在たちが周りにいるときづくことができたのも「自分の本質」を探っていったからでしょう。

気づけてよかった、本当に。

「子どもには自己肯定感が必要だ」という本当の意味を身をもって感じたことで、これからは我が子とさらに良い関係が築けるような気がします。

あまり自分の内面を探る作業は得意ではないのですが、コロナで生活のスタイルが変わり、オンラインでいろんな方と知り合えるようになったことでこのような貴重な機会が持てたことにほんとうに感謝します。

コロナをきっかけにたくさんの気づきがあり、考える機会も増えました。興味の向くまま、どこでもいつでも学ぶことのできる環境もでき、新しい時代がやってくるのだな、とひしひしと感じています。

そんな新しい時代にふわっとのれるように、しっかり準備をしておこうと思います。

大好きなピラティスの学びは深めながらも、もっと違う形で「魂の器としての身体」にアプローチする方法を伝えていきたい、「うわべだけでなく本質」で勝負したい、というのもその1つ。

たまには自分の内面とじっくり向き合うのもいいな、そう感じた気持ちのいい朝でした。

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日本だけじゃない!危機感が足りないのはオランダも同じ

インテリジェンス・ロックダウンが始まって1ヶ月が経とうとしています。

子どもたちもオンラインでのホームスクーリングにも慣れてきたし、私もオンラインでのピラティスレッスンをスタートさせ、自粛生活もそれなりにストレスなく過ごしています。

外出は週に1度の買い物と、日光浴を兼ねた散歩やサイクリングくらいで、その他はずっと家にいます。

普通のレッスンができなかったりお友達と会えなかったりするのは残念ですが、もともとオランダには日本のような魅力的な娯楽もないし、普段から外食もあまりしていないし、どうしても外に出たい用事もないのでこのお篭り生活もそれほど苦ではありません。

ここぞとばかりにピラティスをしたり、YouTubeでエクササイズ動画を見て勉強しています。

最近では、オランダはコロナによる死亡者数が少しづつ減ってきているようで、完全なロックダウンではないものの、それなりに効果が出てきているそうです。

それでも、晴れた週末などには多くの人々が外へ出るのか、罰金を課される人が後を絶たないというニュースも目にします。この週末はイースター休暇ということもあり、くれぐれもイースターは家でお祝いをして外出を控えるように、と政府が再三注意をしていました。

にもかかわらず、昨日は公園にもそれ以外のところにもたくさんの人を見かけました。オランダ人は晴れた日にはここぞとばかりに外で日光浴をするのですが、スーパーへ向かう途中、まるで平常時のように(お互いにそれなりに間隔は空けているものの)多くの人々がわざわざ外に出てきて芝生に寝転び休日を楽しんでいるのをを見て驚きました。

中には、家族なのか友達なのかわからないけれど、微妙な距離間で喋っているグループもいましたし、ある電車内では人が多すぎて規定のソーシャルディスタンス1.5mが保てなくなり、途中駅で停止させ別の電車に客の一部をを移動させたというではありませんか。

チューリップの咲き誇るある有名な場所では、この非常時にもかかわらず花を愛でるためにたくさんの人が訪れて、市長自ら注意を呼びかけても効果がなく、仕方なくその場所を立ち入り禁止にすることにしたそうです。

市長、怒ってましたよニュースの中で。私は怒りを通り越して、理解不能だと思ってしまいました。

これでインテリジェンス・ロックダウンと言えますか?

「基本的には家に留まり、不要不急の外出は避けるように」

各自が規定を守り自己の判断で外出自粛をはかるインテリジェンス・ロックダウンのはずなのに、「いいお天気だし外に出たい、家にいるのは飽きた、週末だし子どもたちも外へでたがってるし、、、それなら他人との距離をとって外に遊びに行こう!」と勝手に逆の解釈をしている。

そうではなくて、

どうしても外に出なきゃいけない、だからその時は決められた規定を守って気をつけて外に出よう、なのに。

うちの子どもたちは1日1度は外へ出ていますが、他の子どもたちがいるようなところでは一切遊ばせていないし、万が一同じ公園に他の子どもたちがいたら十分すぎるくらい距離をとらせています。

休日だし連日いいお天気だし、外に出たくなるのはわかります。でも、わざわざ計画して遊びに出る必要があるりますか?この非常時に!!

ちょっと外へ散歩、はわかります。でもわざわざ他の都市に電車で行ってそこでサイクリングするとか(例の電車にはそういう人たちがたくさんいたらしい)、間違ってると思うんですけど。

今も、うちの前の中庭ではご近所さん同士と思われる人たちが輪になってお酒を飲んでます。お互いの距離は明らかに規定を満たしていない。

医療の最前線で働いてる人や、スーパーや配送の仕事など在宅ワークができなくて感染のリスクに怯えながらも頑張ってくれている人たち申し訳ない。

家にいるのは飽きた、つまらない、外に出たい、バケーションなんだから、という無責任で自分勝手な行動をとる人のために、通常の生活へ戻る道のりはさらに遠のき、もしかしたら今のような僅かな自由もなくなり、完全ロックダウンという厳しい措置が取られるかもしれないんです。

まだまだ感染者は増えてるし、亡くなってしまう方だっているということを忘れないでほしい。

コロナ慣れとか、コロナ疲れなんて簡単に使っちゃいけない。

子どもたちを早く普通の生活に戻してあげたい。学校もサッカーも早く行かせてあげたい。だからこそ、いまは我慢して自分がができることを粛々としなければならないのに。勝手に自分の都合のいいように判断している大人が、この成熟したオランダにもたくさんいることにがっかりしました。

こちらから日本の事を見ていると、まだまだ危機感が足りなくて本当に心配なのですが、この週末のオランダを見ていたら、オランダだって全然危機感が足りない。

自分の身は自分で。

どの国に住んでいても、結局はそれに尽きるのかもしれません。

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Online pilates lesson 4月6日スタート!

「こんな時だからこそ、今自分にできることを」という思いで先週お試しで初めたオンラインレッスン(無料)ですが、思いのほか多くの方にご参加いただき、ありがとうございました。私自身も楽しくレッスンできました。

今までは、オンラインではアジャストもできないしうまく伝えられないと思い込んで遠隔でのレッスンを敬遠していましたが、やりようによってはクライアントの方に満足してもらえるレッスンを提供できることがわかり、新しい発見でした。

そこで、本格的に4月よりオンラインレッスンをスタートします。

*レッスンスケジュール

 グループレッスン(40分) 水曜、金曜  7:00~ 

 月曜、金曜  20:30~

 プライベートレッスン(60分) 日時は応相談

*料金

 グループレッスン 40€/月                      (回数無制限。1ヶ月に何回受けていただいても構いません) 

 プライベートレッスン 15€/回

*方法  

グループ、プライベートともにzoomを使ったレッスンです。

グループレッスンご希望のかたへはお支払い確認後、招待状をお送りいたします。全日程お好きな時に参加できるのでその都度ご連絡いただく必要はありません。

プライベートレッスンご希望の方へは、その都度レッスンの招待状を送ります。

*お支払い

ご請求書をメールでお送りいたしますので、指定銀行口座へお振込願います。日本にお住みの方は別途ご相談させていただきます。

オンラインレッスンご希望の方は、お名前とご住所、電話番号を明記の上、下記までご連絡ください。

mayoshida17@gmail.com  吉田雅世

皆様のご参加、お待ちしております。

 

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コロナ危機を乗るこえるために

先日ブログに買い占めのことを書いてからまだ10日も経っていないのに、オランダのコロナウイルス感染者は4000人を超え、死者も170人を超えました。

先週から学校、レストラン、カフェ、ジムなども閉鎖され、その他のお店も自主的にお店を閉めています。必然的に家にいることが多くなり、社会的接触を避けているのになぜ?なぜそんなにハイペースで増えてるの?というのが正直な感想です。

ここのところ春の陽気で珍しく晴れ間が続いているオランダ。みんなここぞとばかりに外に出ています。外に出ること自体は悪いことではないと思うのですが、問題なのは、みんなが同じところ目指している!ということ。

たとえば、海岸、大きな公園、森林など。

フレッシュな空気を吸って日光欲をしたいのはみんな同じなんですね。わかります、ただでさえ太陽の光が恋しいオランダ、私も太陽が出ているとそれだけで気分が上がりますから。

でもそうなると、必然的にお互いの距離が近くなって感染のリスクが増えます。そんなことちょっと考えたらわかると思うんですが、のんきな人たち、危機感のない人たちがでそういう場所に集まってしまったのです。

わたし達もこの時期は桜が綺麗だからお花見で有名な公園へでも行こうか、と話していましたが、感染リスクが増えるのを懸念してか公園側から「来ないでください」という旨のアナウンスがありやめました。

少し前まで、わたしも子どもは自由にお友達と遊ばせていましたが状況が状況なだけに、今は一切やめました。外へ出かけるときは自転車でなるべく人のいない公園へ出かけて、他の子ども達とはなるべくかちあわないようにしたりしています。

もちろんスーパーでもどこででも距離をとるように気をつけていますし、基本は家でおとなしくしています。

この、マスクをせずに外出はできるけどきちんと距離をとりましょう、というやり方にどれだけ効果があるのか正直わかりません、でもやらないよりやったほうがいいのは明らか。しかも、他国が続々と外出禁止令を出している中、唯一オランダはまだ外出してもいい自由があるのに、その自由を履き違えて無責任な行動を取る人の多いこと!それは無責任ではなく、危機感がないだけなのかもしれませんが。

そんな中、ついに政府も見かねたのでしょう、今日一斉に緊急速報として携帯にアラームが送られてきました。「みなさん!1.5mの距離をお互い保ってください。風邪の症状のある方は家にいてくだい。」と。そして、「海岸を含む自然エリアには言ってはいけません!」というお達しも。

正直、笑いました。

ここまでやらないと行動できないのか?いい大人が。

こんな感じだと、外出禁止令が出るのも時間の問題かもしれません。

外出禁止令、個人的にこれはつらいです。特に子どもがいるご家庭はなるべく避けたいと思っているのではないでしょうか。

我が家は、、、ものすごく困ります。

あのエネルギーーを持て余した男児2人がずっと家に居られるわけがなく、少しでもガス抜きできる時間と場所が絶対に必要。

そのためにも、一人ひとりが責任ある行動を心がけて感染を広げない努力をしてほしい。

オランダのこの感染拡大のはやさは間違いなく異常だと思います。何が日本と違うのか、私は専門家ではないので理由まではわかりませんが、イタリアを追うようにすすんでいるオランダでのこの感染拡大には危機感を抱かずにはいられません。

だから、私は症状がないから大丈夫、とか、私たちだけならいいでしょ、なんていう自分勝手な判断はしないでほしい。

学校もなく、在宅勤務になったことで家にいる時間が増えると確かにストレスも増えます。ママは子どもの勉強を見ながら毎日3度の食事を作らなければならないし、在宅勤務の旦那さんにお茶だのコーヒーだのを頼まれていちいち家事や自分の仕事を中断されることもあるでしょう(これが一番イラつくは私だけかもしれませんがw)。

パパも家だと子どもがいて集中できないかもしれないし、子ども達もお友達と会えないうえに家で厳しい親の監視のもと勉強をしなければならない。

こんな厳しい現状だからこそ、上手にストレスを発散してみんながお互いのことを考えた行動をしてほしいです。

我が家は(というか私は)、政府からのお達しを守りつつ「そこそこ」を目指して子どもの勉強も家事も仕事もゆるく構えることにしました(笑)

このさき万一、外出禁止令がでても家の中がギスギスしないために、、、(笑)

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大丈夫、落ち着いて

世界中で大流行しているコロナウイルス。

ついこの前まで「対岸の火事」のような対応しかしてこなかったオランダでも、この短期間で感染者数は一気に増え900人を超えました。この異常な増え方はオランダの人口を考えると日本の10倍とか。

今や流行の中心はヨーロッパと言われていますし、オランダもイベントの中止やリモートワーク、不要不急な外出の自粛、美術館や博物館など大きな施設の閉鎖など、緊急特別措置が行われています。オランダの小学校はまだ休校にはなっていませんが、本日午後(3月15日)に学校閉鎖を実施するかどうかついての審議があるらしく、もしかすると明日から小学校も休校になるかもしれません。

そんな中、先日からオランダのスーパーマーケットでも買い占めが始まっています。

たまたま私の自宅の前には大きなAh(アルバートハイン)というスーパーがあるのですが、昨日土曜日は朝から夕方までひっきりなしにお客さんが訪れ、駐車場は常にいっぱいでした。もちろん、だれもかれもが大きなカートにたくさん買い込んでいます。パスタや缶詰などの保存の効くものだけでなく生鮮食品までもがすっからかん。

我が家は、いつもお米は多めにストックしていますしうどんもラーメンもある。生鮮食品はきっと毎日補充されるだろうということで焦って買うことはしませんでしたが、その光景を見ているとなぜか不安にかられてお弁当につかうパンをいつもより少し多めに買ってしまいました(ごめんなさい!)

そして今朝、野菜とミルクが欲しくて朝一でAhへ向かったら、まさかの開店待ちのひとだかり!行列するのが嫌いなオランダ人がスーパーが開くのを今か今かと待っているんです。もう笑っちゃいましたよ。

なんだ、この異常事態は!?

でもご安心を!!!!!

昨日の今日なので確かに店内の商品まだ十分に補充されていませんでしたが、店員さんたちが一生懸命大きなワゴンを運びながら商品の補充をしていましたし、卵もミルクもハムもチーズも、きゅうりもトマトもブロッコリーもりんごもみかんもありました。

もちろん、トイレットペーパーもティッシュもありました。

その時なかったものもきっと、これからあの店員さんたちが補充してちゃんと店頭に並ぶのだと思います。

この殺気立ったお客さんの中にあって一生懸命商品を補充してくれている彼らには本当に頭が下がりますし、感謝しかありません。一人でたくさんのワゴンを引っ張り必死に陳列しているその姿には涙さえ出てきます。

だから、もう本当にみんな買い占めなんでばかなことはやめてほしい。

一人の力は小さいかもしれないけれど、一人一人が理性的な行動をとることが最も大事で、この異常な買い占め連鎖を断ち切ることにつながると思うのです。

空っぽの棚を面おもしろがってSNSにあげるよりも、ちゃんと買えますよ、ありますよ、ってあげる方がどんなに意味があるか。どんなに首相が「やめましょう」って言ったて効果はない。空っぽの棚の写真を見て不安にならない人なんていないんですから。群衆心理なんでそんなもの。だから空っぽの棚をSNSにあげるのは個人的に反対です(夫にはそれはお前の意見で俺はそう思わないって言われましたけど)。

パンは毎日焼かれるし、生鮮食品だって毎朝大きなトラックで運び込まれています。スーパーで働いている人だって同じようにコロナウイルスの危険に晒されているんです。彼らはいつ自分たちの食料を買いに行けばいいんですか?市民の移動や行動が制限されている国でも、生きていく上で必要なスーパーや銀行などはオープンしています。

今日、私は買おうと思っていたものは全て買えました。

しかも、ずっと売り切れてたハンドジェルもゲット!

みんなが食料備蓄に奔走しているのを横目に、「もしかしたらそろそろ入荷されているかも」とすでに注目度の下がった(すでにみんなが買い占めをし終わった)石鹸が置いておる棚を見に行ったら、、、あるじゃないですか!

値段も適正価格。数はそんなにありませんでしたが、ちゃんとありました。もちろん買い占めはしてきませんでしたよ。

幸か不幸か、最近では朝起きてまずニュースでコロナ関連の記事をチェックするのが習慣になってしまいました。オランダでは英語が話せれば仕事もできるし生活もできますが、やはりこういう非常事態の時は一次情報をオランダ語でキャッチできるのはメリットですね。英語でも日本語でも後から情報はキャッチできますが、やはり時差はないほうが安心感があります。

ちなみに、必要に迫られると語学は上達する(苦笑)。夫は英語が同じように上達しているようです。

コロナの影響、悪いことばかりでもないかも(笑)

とにかく、ここまで広がってしまった以上やれることは自己防衛のみ。不必要に不安にならないで普段通り笑って過ごしたいですね。

いまは、心おだやか生活にはやく戻れるよう祈るばかりです。

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20年ぶり2度目のスキーで見たものとは!?

今年のクロッカス休暇はオーストリアのインスブルックへスキーへ行ってきました。なんと、20年ぶりのスキー。大学時代に行った最初のスキー旅行の思い出があまりによくなかったことからスキー嫌いなり、もう2度と行くことはないと思っていたのに、、、です。

オランダに移住した頃から元スキー部の夫から毎年のように誘われたスキー旅行。ヨーロッパスキーはどうやら憧れだったらしくそれはもうしつこくてしつこくて(苦笑)それでも、わざわざ自分で企画しまで行く気がせず(我が家の旅行手配はなぜかいつも私がやることになっています)、ずっとシカトしてたんですが、いよいよしびれを切らした夫が自ら旅行を手配したので仕方なく付いていきました。お友達家族も一緒でしたし、それなら、と私も重い腰をあげたのでした。

結果から言うと、予想に反して楽しい旅行になりました。

20年ぶり2回目のスキーでしたが、そこそこ滑れたわたし。お天気にも恵まれてとても気持ちが良かったです。温暖化の影響で雪も少なかったし、コロナウイルスのせいで差別的な扱いを受けたりもしましたが、また行ってもいいかな、と思える楽しい経験になりました。

なにより、ゲレンデマジックなのか!?夫がかっこよく見えるというおまけ付き。さすが元スキー部主将!颯爽と雪山を滑り降りてくる夫を遠目で見ていると、そのかっこよさから付き合い始めた頃のときめきに似た感情が湧いてきて(笑)

いやぁ、たまにはスキーに来てこの気持ちを思い出すってのも大事かもですね。って言ったら夫に怒られましたけど(笑)

長男は人生で初めてのスキーでしたが、あっという間に上達して果敢に中級コースにもチャレンジしていました。すっかりスキーの楽しさにハマったらしく、すぐにまた行きたいと大騒ぎです。

1つ残念だったのが、ホテル。

今回は夫に任せたので文句は言えませが、泊まったホテルはスキー合宿を彷彿させるドミトリースタイル。お部屋は狭いし設備もいまいち。清潔で食事も美味しく、子連れには手頃でスキー場にも近くて便利なのですが、連日のスキーで全身筋肉痛だった大人にはお粗末すぎました。もっと広々とした快適なお部屋とベッドでその日の疲れを癒さないとアラフォーの私はもう無理です。なんなら温泉が欲しい!もう2日目から体が悲鳴をあげて、最終日は最高のスキー日和だったにもかかわらず怪我がこわくてかなりセーブしてしまいました。

かなりやる気のなかった(むしろ憂鬱だった)今回のスキー旅行ですが、スキーなら家族で楽しめるということがわかったし、かなしくも現地で差別を受けたましたが、子どもたちとそのことについていろいろ話し合うきっかけもできました。家族でいろんな事を話しました。

嫌なこと、めんどくさいことも思い切ってやってみると意外な結果が待っているものですね。ほんとに、このスキー旅行は行く前から憂鬱で仕方なかったのですが、無事に怪我もなく帰ってくることができて、大量の洗濯物もやっと洗いおわってホッとしたところです。

一緒に来てくれたお友達家族とスキーの楽しさを教えてくれた夫にはこころから感謝ですね。

帰国してほっとしたのもつかの間、オランダでもコロナ感染者が見つかり日に日にその数は増してなかなか落ち着かない日々ですが、冷静に、そして楽しかった旅行を思い出しながら(夫のかっこいい姿を忘れないためにもw)、何事にもポジティブにむきあっていこうと思います。

今の状況だとしばらくはスキー旅行!とは行かなそうですが、早く事態が収束し、安心して世界中どこにでも旅行に行ける日が戻ってくるのをこころより祈ります。

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