今年のクロッカス休暇はオーストリアのインスブルックへスキーへ行ってきました。なんと、20年ぶりのスキー。大学時代に行った最初のスキー旅行の思い出があまりによくなかったことからスキー嫌いなり、もう2度と行くことはないと思っていたのに、、、です。
オランダに移住した頃から元スキー部の夫から毎年のように誘われたスキー旅行。ヨーロッパスキーはどうやら憧れだったらしくそれはもうしつこくてしつこくて(苦笑)それでも、わざわざ自分で企画しまで行く気がせず(我が家の旅行手配はなぜかいつも私がやることになっています)、ずっとシカトしてたんですが、いよいよしびれを切らした夫が自ら旅行を手配したので仕方なく付いていきました。お友達家族も一緒でしたし、それなら、と私も重い腰をあげたのでした。
結果から言うと、予想に反して楽しい旅行になりました。
20年ぶり2回目のスキーでしたが、そこそこ滑れたわたし。お天気にも恵まれてとても気持ちが良かったです。温暖化の影響で雪も少なかったし、コロナウイルスのせいで差別的な扱いを受けたりもしましたが、また行ってもいいかな、と思える楽しい経験になりました。
なにより、ゲレンデマジックなのか!?夫がかっこよく見えるというおまけ付き。さすが元スキー部主将!颯爽と雪山を滑り降りてくる夫を遠目で見ていると、そのかっこよさから付き合い始めた頃のときめきに似た感情が湧いてきて(笑)
いやぁ、たまにはスキーに来てこの気持ちを思い出すってのも大事かもですね。って言ったら夫に怒られましたけど(笑)
長男は人生で初めてのスキーでしたが、あっという間に上達して果敢に中級コースにもチャレンジしていました。すっかりスキーの楽しさにハマったらしく、すぐにまた行きたいと大騒ぎです。
1つ残念だったのが、ホテル。
今回は夫に任せたので文句は言えませが、泊まったホテルはスキー合宿を彷彿させるドミトリースタイル。お部屋は狭いし設備もいまいち。清潔で食事も美味しく、子連れには手頃でスキー場にも近くて便利なのですが、連日のスキーで全身筋肉痛だった大人にはお粗末すぎました。もっと広々とした快適なお部屋とベッドでその日の疲れを癒さないとアラフォーの私はもう無理です。なんなら温泉が欲しい!もう2日目から体が悲鳴をあげて、最終日は最高のスキー日和だったにもかかわらず怪我がこわくてかなりセーブしてしまいました。
かなりやる気のなかった(むしろ憂鬱だった)今回のスキー旅行ですが、スキーなら家族で楽しめるということがわかったし、かなしくも現地で差別を受けたましたが、子どもたちとそのことについていろいろ話し合うきっかけもできました。家族でいろんな事を話しました。
嫌なこと、めんどくさいことも思い切ってやってみると意外な結果が待っているものですね。ほんとに、このスキー旅行は行く前から憂鬱で仕方なかったのですが、無事に怪我もなく帰ってくることができて、大量の洗濯物もやっと洗いおわってホッとしたところです。
一緒に来てくれたお友達家族とスキーの楽しさを教えてくれた夫にはこころから感謝ですね。
帰国してほっとしたのもつかの間、オランダでもコロナ感染者が見つかり日に日にその数は増してなかなか落ち着かない日々ですが、冷静に、そして楽しかった旅行を思い出しながら(夫のかっこいい姿を忘れないためにもw)、何事にもポジティブにむきあっていこうと思います。
今の状況だとしばらくはスキー旅行!とは行かなそうですが、早く事態が収束し、安心して世界中どこにでも旅行に行ける日が戻ってくるのをこころより祈ります。