危うく罰金3万円‼︎ 

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引越しも落ち着いてやっと普段の生活に戻ったと思ったのもつかの間、

またまたやってきました、オランダ生活のマイナートラブル!

今度は駐車違反の罰金です。

オランダでは日本のように家に車庫があったり、近くのパーキングと契約して車を止めるのではなく路上駐車が一般的。

もちろん、アパートメントなどでちゃんと駐車場があるところもありますが(我が家も初めの家はそうでした)そうでない一軒家などは、基本、住んでいる家の近くの空いているスペースに停めます。

そこは有料駐車もできるので、ふつうはお金を払って停めますが、住人は市に申請をして駐車許可を得れば、格安で停めることができます。

エリアにもよりますが、だいたい月10~15ユーロが相場だと思います。

そう思うと日本の駐車料金って高いですよね。まあ、路駐=野ざらしだし、擦られたりぶつけられたり車上荒らしもあるので、そのくらいが妥当かとも思いますが。

でも、駐車違反した時の罰金がべらぼうに高い!

ちなみに駐禁だけでなく、あらゆる罰金がこの国ではすご〜く高くてびっくりします。

頻繁に駐車違反をチェックする車が巡回していて、ちゃんとお金を払って停めているのか、それとも駐車許可のある車なのかを調べています。

それはもう、ものすごく頻繁に(笑)

で、今回、我が家の車にも彼らによる駐禁の紙がぺらっと貼られていたわけ。

なんでーーーー??

引越しの際、前に住んでいたエリアの駐車許可をキャンセルして、新しい住所で許可を申請しなおし、ちゃんとお金だって払ってるのに!

あ、ちなみにこの一連の手続き、すべて私の役目。はい、夫はオランダでの、いや、日本でもこういう引越しにまつわる事務手続きのことなんて一切知らない、できない、したことがない。

「うちは夫が全てやるから〜」なんて言っている友人がほんとーにうらやましい!

おっと、、、話が逸れましたが、

駐禁です。

駐車許可がないのに停めてるから、という理由で

なんと、罰金68ユーロ‼︎

ありえないでしょ、これ。

何かの間違いだと思い、市の担当部署に連絡したけど「まだシステムにその駐禁が反映されてないからなんとも言えない、あたらめて罰金請求のレターが届くはずだから、異議があったら抗議レターを返送して」と。

異議ありまくりだし!

しかも、なんでもオンラインで済ませる国のくせに、どうして抗議する時だけはマニュアルなレターなわけ??

一人で息巻いても仕方ないので(夫は、「多分あっちのミスだよ」と言うだけで何もアクションを起こす気配ないし)とりあえず市に登録されている自分のデータをチェックしてみることに。

そうしたらやっぱり住所も変更済みだし、駐車料金も支払ったことになってる。

なんでかな、まだコンピュータ上の処理が完了してないのかな、これが完了したら駐禁もチャラになるんだだろうな、と軽く考えていたら、、、

なんと数日後にまた駐禁の紙が!

内容は同じ。

うそでしょーーー。

引っ越してもう2週間以上経ってるのに、ありえない。

今度は本気モードで、市の駐車関連を扱う部署に電話で問い合わせ。

こんな罰金バカらしくて払いたくない!という怒りを抑えつつ、わかりやすく丁寧に事情を話すと、予想外にすぐにいろいろ調べてくれ、駐車許可申請の手続きがシステム上の問題で完了されていたかったことが判明。

お詫びと今後の処理、駐車違反の罰金はとり消す旨がかかれた丁寧なメールが担当者かから送られてきました。

あら、オランダのお役人さんにもいい人はいるのね。

結構たらい回しにされたり、何日も何週間も返事を待たされることなんて日常茶飯事なので、普通の対応されるだけですごく印象がいい(笑)

しかも驚いたことに、2回だと思っていた駐禁は3回だったのです!

あっぶな〜い(汗)

 

でもまあ、とりあえずこれで一件落着。

危うく3万円近くも罰金を支払わされるところでした。

 

全てがオンラインで手続きできてしまう(しないといけないことが多い)国オランダ。

やったつもりでも、ちゃんとオランダ語を理解してなかったりこの国のシステムを知らなかったりで不利になることも多くて、泣き寝入りすることも最初はありましたが、オランダ語もだいぶ理解できるようになり、オランダ人の気質もわかってきた今はだいぶ図太く自己主張できるようになったと思います。

 

待っててもダメ、自分からアクションとらないと!

黙っててもダメ、誰も察してくれなんかしない!(察するなんて気配すらないし)

 

日本だと「空気読めない残念な人」くらいじゃないと、この国ではやっていけないなーってつくづく思います。

英語にもオランダ語にも自信がなくて、それだけで言わなきゃいけないことも言えない意外と小心者なわたしですが、それでも言わなきゃいけないことは言わなきゃ!と、この一件でつくづく実感しました。

 

とはいえ、しばらくはマイナートラブルのない平和な生活を送りたいです。

 

 

 

 

 

 

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