気付けば2019年も3月に突入し、オランダ生活3年目を終えようとしています。
あっという間にオランダ生活4年目に突入です。
こちらはクロッカス休暇も終わり、同時に寒さも和らぎ少しづつ春に近づいてきました。オランダにいると、この春に近づく季節が本当に待ち通しくて待ち遠しくて。
薄暗い中を通学しなくてすむようになる2月頃から、「よしよし、寒くて暗い冬もあと少し!」と自分を奮い立たせるのですが、今年の2月は本当に、ほんとーに辛くてしんどい2月だったのでそんな余裕なし!
3月に入って、やっと春の訪れを感じる余裕がでてきました。
オランダ生活も3年目、いろいろこ慣れてきたと思っていましたが、そううまくはいかないようです(苦笑)
まさかの、住んでる家から強制的に追い出されるという試練があるとは。
しかもよりによって、体調が絶不調の中の大家さんからの通告。
私たちに非は無く、どう考えても大家さん側の問題だと思うのですが、もうこうなった以上その家に住む気は失せてしまったので重くて辛い体を引きづりながら探しましたよ、新しい賃貸物件を。
はい、我が家の場合こういう役目は私に回ってくるんですね、なぜか。
夫は口だけで、結局「仕事仕事」で何もせず。
3ヶ月猶予をやるからその間に次の家を探せ!と言われてもね、なかなか無いんですよ。あらかた目をつけたところは全て断られ、途方に暮れていたろ、たまたま条件の合いそうな物件が見つかり即見学へ。
これが意外やが意外、思っていたよりもいい物件だったのでその日のうちに即決。
そうしないと他の候補者に借りる権利が渡ってしまうのがオランダの賃貸物件事情なんです。人気物件では、貸す側が数ある候補者の中から借り手を決めることもあるので一概には言えませんが、家選びは時間との勝負。
ま、それをして前回の家は大失敗をしちゃったんですけど。
聞いてないよー的なことが後から後から出てきて(苦笑)
何はともあれ、そこからが大忙し!
引越し先が決まってから約2週間で契約手続き、荷造り、運搬、掃除だったので、もう目が回るようでした。
決まったからには早く出たい!というのが家族、いや、夫の希望でしたので。
でもね、早く引っ越そう!って言うのは簡単なんですよ、言うのはね。
日本のように業者に頼むわけでも無く、出たあとにお掃除が入るわけでも無く、全て自前がスタンダードなオランダにおいては我が家ももちろんそのやり方でやるわけで。
引越しスケジュールはすべてママが決めて家族に指示。
荷運び以外はすべてママの仕事。
もうね、本当に疲れました。
荷運び担当の夫も、普段の運動不足がたたったのか相当疲れ果ててました(笑)
でも、なんとかその引越しも無事に終わり、前の家の大家さんともお別れし、今はとってもスッキリいい気分です。
もうあの家は誰にも貸さないそうです。そもそも、あんな大家さんのいる家、誰も借りたがらないと思いますけどね。
それはそうと、何気にオランダ国内での引越しも2回目。
いろんな諸手続きも慣れてきたし(面倒くさいのは同じだけど)、何より、ある程度オランダ語が読めるようになったので手続きが格段にラク。翻訳作業が減るだけでこれだけ無駄な時間とストレスがなくなるとは!
オランダ生活3年で得たものは、ちょっとのことじゃへこたれないレジリエンスとこの語学力かな。
1年も住んでない家から追い出されるという、とんでもない出来事で幕を閉じたオランダ生活3年目でしたが、居心地のいい、ついでに最高に親切な大家さん付きという新しい家で、心機一転オランダ生活4年目をスタートできそうです。
この3年、夫は本当に一生懸命働いて仕事の幅を広げ、確実に実績を積んで頑張ってきました。その分、家庭のことはほぼ私任せなので、キャパオーバーになった私とたまにぶつかることもありますけど、その働きっぷりには感謝と尊敬しかありません。
念願だった、夫の書籍出版も決まりこれからも健康に気をつけて、そしてできたらもう少しオランダ語も頑張って4年目も走り抜けてもらいたいです。(そう、走ってくれなきゃこまるんですw)
私は、手抜きの仕方や他人への甘え方を少し覚え、自分にあまりストレスをかけない方法を身につけました。
そして、3年目はお友達もたくさんできたなぁ。これは本当に宝物です。
子どもたちは、毎日楽しく学校へ通い、それぞれが語学や社会性、スポーツなどいろんな分野で成長しています。
きっと、4年目もまだまだ試練の続くオランダ生活になると思いますが、その度に家族の結束力を強くし、明るく楽しく、前を向いてオランダでのチャレンジングな生活を謳歌したいと思います!