2年前の3月24日、薄曇りのスキポール空港に降り立ったあの日のことを今でも鮮明に覚えています。
寒かったなぁ(笑
あれから2年、まだまだ全てが足りているとは言えないけれど、辛いから帰りたい、こんなところこなければよかったというのは、幸いまだ、ないです。
その時その時でいろんな段階があって、ひとつづつクリアしていった2年。
いつだってスムーズに行くことなんてなくて、必ず壁にぶつかるけれど、場数を踏んでいくうちにコツを覚えたり打たれ強くなったり、いい意味で諦めがつくようになって、精神的に楽になってきたのも事実。
そう、期待値を下げたら生きやすくなった(笑
ああ、もちろんポジティブな意味で。
1年目は生活基盤を整えるのに必死でした。
2年目は流産したりよく体調を崩したり、健康面できつかった。
それでも、気づいたらオランダ人の友達もできてたし、地域のコミュニティに参加することも増えてきていたこの2年。
まだ2歳と6歳だった子どもたちは、2人そろって同じ小学校へ通うようになり、毎日学校であったことを楽しそうに話してくれます。
もう2人ともすっかりお兄ちゃんの顔をして、毎日元気に学校へ通ってます。
子どもの成長って本当にはやい。
うっかり気をぬくと、置いてきぼりにされそうなスピードです(笑
この2年、自分で考えて行動しなければならない場面がたくさんあって、他人の助けもたくさん借りて、たくさん頑張ってたくさん感謝した日々でした。
今の所、私たちの選んだ道はまだ明るい光の方を向いているのかなというのが個人的な感想。
1年で帰るかもしれないと、片足を日本に残したまま移住してきたけれど、もうしばらくオランダで子ども達の成長を見守りながら、自分の人生も楽しんでいけそうな予感です。
世の中にはいろんな選択肢があって、できることならいろいろ試してみたらいい、というのが私の考え。
何が正しくて何が正しくなくて、
何が普通で何が普通じゃないのか。
みんなはそうしているけど、自分はどうしたいのか。
そんなことを話したり考えたりする機会がぐっと増えたオランダでの生活。
正直、めんどくさかったりしんどかったりもするけれど、いつもそばには家族がいるから私は大丈夫みたいです。
乗り越えるべきハードルはまだまだありそうですが、オランダ3年目はもっと自分自身にフォーカスを当てて、マイペースで過ごしていきたいと思います。