オランダは今日までイースター休暇でした。
この時期はいろんなところでイースター関連のイベントがあるのですが、我が家はアムステルダム国立美術館、通称Rijksmuseumへ行ってきました。
この日4月1日は、familydayと言って、子供が無料で参加できるアクテビティが用意されていたのです。
普段から子ども向けのワークショップが開催されているRijksmuseum。
我が家の息子たちはいまいちこのアート系のワークショップが好きでないようで今まで参加する機会がなかったのですが、この日はイースターということで、エッグハントやイースターにまつわる歴史のエキシビジョン、お花のスケッチ、クイズラリーなど我が子たちも楽しめそうな内容だったのです。
美術館の中に点在しているアクテビティポイントを、地図を見ながらあっちでもないこっちでもないと探すのだけでも一苦労(笑
下の子は、館内に入るなり「教会はあんまり好きじゃないんだよね〜」と一言。
確かに、入ってすぐ宗教画の前を通ったしステンドグラスもたくさん見たけどね、、、
ここ、教会じゃないですよ〜。
それぞれのポイントでアクテビティを終えたらスタンプをもらえて、それを6つ集めたらイースターエッグチョコとプレゼントがもらえるというもの。
一番面白かったのは、クイズ。
この絵画の中で私は誰でしょう?
この展示物のなかで私はどれでしょう?
この絵の中にキリストと思われる人物は何人描かれているでしょう?など。
スタッフの人に5つだけ質問できて、そこから推察して答えを探すのですが、これがなかなか頭を使っておもしろい。最後のクイズはウォーリーを探せみたいな気分だったし。
お目当のエッグハントは雨と寒さのために我が家は断念。
それでも十分に楽しんで1時間半ほどで終了。
大混雑を予想して10時には入館し、11時半前にはすべて終えていた私たち。その頃にはもう大勢の観光客の人たちで入り口ホールはごった返してました。
いや〜、早く行って正解。
それにしても、国立美術館の中をつかったスタンプラリーのような贅沢なイベントに参加できるなんて、本当に得した気分。だって、これぜーんぶ無料ですから。
本当なら、スタンプを集めながら絵を鑑賞したり、のんびり時間をかけて楽しむのかもしれませんが、なんせ4歳のチビがずーっとふてくされ顏でいたもんで、こっちもとりあえずスタンプあつめなきゃとサクサク回っちゃったのでした。
後でこの点は夫に指摘され、注意されましたけど。
「それだから、子どもに教養が身につかない!」ですって。
はい、すみません。
わかってます。
昔っから、経過や過程よりも結果や目的を優先する癖があるんですよ、私。
「それじゃあこの先の人生がもったいない、目的はなくてもいい時もある。その時その時、経過や課程をゆっくり楽しむことにも意味があるんだから。」と。
人生、遠回りばかりの夫、しかも結構物知りの夫に言われるとなんだか妙に説得力が(笑)
教養とは、そうやって身につけていくものなのでしょうかね〜!?
ま、いづれにせよ
次回からはその辺りを心得て美術館を訪れたいと思いまーす。