日本から帰ってきてから、休む暇もなく子どもたちの学校が始まりあっという間に1週間が過ぎました。
来週からは、いよいよ次男の「お試し学校体験」が始まります。
オランダでは、4歳になった翌日から小学校に通うことが可能です。
義務教育は5歳からなので必ずしも学校に通う必要はありませんが、行きたい子はきてもいいわよ、というスタンスのようで、その子の様子を見ながら週3回とか、毎日とか決めるそうです。
ちなみに4〜5歳までは、日本でいう幼稚園と同じ扱いで遊びがメイン。
その日にやることを絵で確かめながら、自分でやりたい遊びを選んだり、みんなでランチを食べたり外遊びをしたり、と日本とあまり変わりはなさそうでした。
先日、担任の先生(2人いるうちの1人とだけ)と顔合わせをしてきました。
先生の教員人生の中で、オランダ語を母国語としない子どもを受け持つのは初めてだそうで、少しあたふたされていました(笑
それはそうですよね、どこから見てもいわゆるオランダ人しかいない学校に、純粋な日本人が普通に入学しようとしているんですから。
そもそも、「英語でお話ししていいですか」と言ったら、
「ちょと待って、英語のスイッチ入れるわ!あ、フランス語が時々入ってきちゃう、、、はい、オッケーよ」って、いつもと違う状況に慣れるのに時間が必要だったり(笑
申し訳ないな、と思いながらも、パッと英語に切り替えられるあたり、さすがオランダ人!って思いましたけど。
次男の入学において一番の心配は、やはりオランダ語。
すでに1年以上Peuterspeelzaal(プレスクール)に通っていたとはいえ、まだオランダ語で自分のしたいことを言えるレベルではありません。
なんとなく先生の言っていることはわかる、わからなくても他の子のまねをしながら自分もやってみる、そんなのの繰り返しでpeuterspeelzaalで過ごしてきました。
顔合わせでは、「きっと、小学校へあがっても最初はそんな感じかと、、、」と、先生には伝え、本入学前のお試し体験を4回分、調整して帰ってきました。
とりあえず、お試しではお昼までの半日授業を体験予定。
お試しとはいえ、小学校はもうすでにお兄ちゃんが通っているし、いつも送り迎えについて行っている慣れ親しんだ場所。ついに自分も行ける!と喜んだのか、「いつから行けるの?」と何度も何度も聞いてきました。
嬉しいんですね〜。
お兄ちゃんの仲間入りですから。
嬉しさのあまり!?翌日、いつものPeuterspeelzaalに行ったときは「もうここはつまんないの〜」と大泣き。
「帰る〜帰る〜」と言って聞かない。もう、それはそれはすごく大きな鳴き声と嗚咽で先生もママたちもびっくりでした(苦笑
もちろん、泣いたまま置いて帰りましたよ(笑
後から先生からメールが来て、すぐに落ち着いていつもの次男に戻ったことがわかったのでほっと一安心。
子どもには「お試し」とか「本入学」とか関係ありませんからね。ちょっと頭の中がこんがらがっちゃったのかも。
何はともあれ、4歳はオランダでは大事な区切りの歳。
ここ最近は特に、心も体も大きく成長している次男。そんな彼の4歳の誕生日は、盛大にお祝いしてあげようと思います。
2歳半から通い続けたPeuterspeelzaalでは、オランダ語が全然話せない次男を温かく迎え入れてくれ、辛抱強くオランダ語で話しかけてくれ、毎日楽しく通えるまでにしてくれました。
本当に感謝しかありません。
その先生方にもちゃんとお礼をして、次なるステップに親子で進んでいきたいと思います。
それにしても、やっと兄弟が通う学校が同じになり、送り迎えが楽になりそうです。
これがやっぱり一番嬉しいかも。
まずは、来週水曜日の「お試し体験」が楽しみです!