コップの水が溢れ出すとはまさにこのこと!!

Pocket

最近、次男がやっとオランダ語の絵本に興味を示しはじめました。

しかも、日本語に訳さなくてもなんとなく意味がわかってる様子!!

まだまだ文法も単語もめちゃくちゃながらも、自分の言いたいことをオランダ語で言おうとする姿も見られるようになり、「ああ、やっとコップの水が溢れ出したのかな」と思う今日この頃。

 

もともと絵本が大好きで、親が忙しくしてると勝手に絵本を取り出して見ていた次男。

最近では「エルマーの冒険」シリーズにはまってしまい、あの長いお話を飽きることなくパパに全巻読んでもらっていました。(ちなみに長男はエルマーにはなかなか興味を示してくれず、最近やっと読んだばかり)

そんな絵本好きの次男が、オランダ語の本には全く興味を示さず、「読もうよ」と誘っても絵すら見ない徹底ぶり(笑)

プレの先生もお手上げで、「他の遊びはするけれど絵本とオランダ語には一切興味を示さないのよ、、、」と言われる始末。

 

それが1ヶ月ほど前、ある絵本に出会ってから次男の様子に異変が。

その絵本というのは「voorlezen」と言われるジャンルのもので、訳すと「読み聞かせ」なんですが、いわゆる学校へ上がる前の準備を絵本を通して学びましょう的なもの。

 

 

写真はその一部ですが、お着替え、トイレ、外遊び、水泳、学校、など生活に密着したテーマを扱うもので、シリーズになっている上に出てくる単語が次男が聞き慣れたようなものばかり。

シンプルでわかりやすいお話と、絵本のキャラクターが気に入ったのか、それを一緒に読み始めてからオランダ語でも絵本を読みたいといってくるようになりました。

しかもこの絵本、私でもわかるような易しい文章や普段使えそうなフレーズがたくさん載っていて、かなりいいオランダ語の勉強になるんです。

今まではオランダ語の発音にも自信がなかったし(今でもないけど)、読んでも意味が訳せないもどかしさから私もオランダ語の絵本を避けてきたのですが、、、

これなら私にも読める!!

親の私のほうが、一気に絵本を読むのが楽しくなりました(笑)

 

最初は、プレで一冊づつ借りて家で読んでいましたが、最近は図書館でまとめてこのシリーズを借りてきて一緒に読んでます。

夫は、この絵本を丸暗記してオランダ語を身につける!と張り切ってます(笑)

ただテキストで勉強したり単語だけを暗記するよりも全然楽しいし、より使えるオランダ語が身につくので初心者には本当にオススメです。

発音は相変わらずいまいちで、長男に読んでもらったほうが断然オランダ語っぽく聞こえるんですが(汗)、そこはまだそれほど次男には気にならないようで、毎回楽しんで聞いてくれています。

 

週4回のプレ

絵本の読み聞かせ、

オランダ語のDVD(これも図書館で借りれます)、

オランダ語の子供番組など、

毎日ちょっとづつの積み重ねで、親が家では一切オランダ語を話さなくても、次男の頭の中にはオランダ語の単語が溜まってきていたようです。

それが最近やっといっぱいになってきて、少しづつ口から話し言葉として出てくるようになったんだなぁと、なんだか嬉しくなりました。

 

ちなみに、たしか日本語もそうでした。

今では日本語でとっても上手にお話ができる次男ですが、長男と違ってなかなか言葉が出てこなくて悩んだ時期も。

2歳でオランダに来てからは、英語、日本語、オランダ語という環境の中でいつになったら話し始めるのかなと不安になっていたら、急におしゃべりが上手になってもうびっくり。

こんな環境にいても、まずは日本語がコップから溢れ出てきてとっても上手にお話もできるようになり、ひらがなにも興味深々です。

 

そして今度はオランダ語。

また同じような現象なのかなと、まるで研究対象を見るような感じで楽しんでます(次男だとこういう余裕があるのがいですね)。

 

大人も子どもと同じで、やっぱりコップの中に十分に言葉が溜まっていないとなかなか話せないもの。

早く私のコップからもオランダ語の水が溢れださないかしら、と「その時」を今か今かと待ちわびています(笑)

 

 

 

カテゴリー: 未分類 タグ: , , , , , , , パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です