オランダの学校では、基本的に日本のような音楽の授業はありません。
つまり、楽譜を読んだり、たて笛やピアニカをひいたりする機会がないのです。それもあって、こちらでは音楽関係の習い事を小さい頃からやらせるらしいのですが、さすがはオランダ!?とりあえずやらせてみるのがヴァイオリンだと聞いてびっくり。
ピアノよりもヴァイオリンのほうがポピュラーとか!?
確かに、バイオリンを背負って自転車乗ってる子よく見るなぁ。
ヴァイオリンは体の成長に合わせて大きさを変えていく必要があるので、さぞかしお金がかかるのかと思いきや、ヴァイオリンビルダーというヴァイオリン職人さんが結構いて、そこでヴァイオリンをレンタルして対応する家庭が多いようです。
せっかくオランダにいるんだし、ヴァイオリンを習わせてみたい!
いや、ただの憧れなんですけど(笑)
そもそも音楽系の習い事には全く興味のない彼にわざわざお稽古させなくても、と思っていたわたし。それなのに夫は、運動系と音楽系を1つづつ習わせたい、と必死。
それで試しに長男に聞いてみたんですが、案の定、息子のこたえは「NO」
あ、やっぱり、、、。
でも、ギターならやってみたいというじゃないですか。
ギターじゃオーケストラは入れないよ。
ギターのコードだけじゃ楽譜は読めるようにならないよ。
と、いまいちママは乗り気じゃなかったのに、
ギターなら俺も一緒に練習する!と超ノリノリの夫。
ギターならそんなに高くない。
しかもギター教室がうちから徒歩1分(近っ)のところにある!
というわけで、空手の時同様、これまたすぐにトライアルレッスンへ。
よほど楽しかったのか、ノリノリで帰ってきた長男と夫。そのまま子どもサイズのギターを買いに行ったのでした(呆)
ま、本人が楽しそうだし、自ら毎日練習してるし、そこの教室は楽譜を使うので音楽の勉強にもなる。しかも結構飲み込みが早い!
好きこそ物の上手なれ、とはこういうことですね。
ところで、1人遅れをとった感のある次男坊。
夫と長男がギターを弾いてるのを見て黙っているわけはなく、当然、おもちゃ屋さんで次男用のギターも買わされました(笑)
今は3人がそれぞれリビングで練習してます。
みんなまだ下手だから(特に次男は騒音そものものだしw)心地いいとは言えませんが、男3人がギターを弾いてる様は結構いい感じ。
ちなみに、他の習い事に比べて音楽系はやはりちょい高。
息子のギターは1回20分×4で月57ユーロ。つまり、一回あたり約15ユーロ(約1700円)。
空手が1回60分×4で月22ユーロなので、空手ってほんと良心的。
8歳になったらレッスン時間も30分になるみたいだし、2学期から通うことになる長男の現地校は珍しく音楽の授業があるようで、そこでギターを習ってることがきっとプラスに働いてくれると信じてます。
将来はエレキギターを弾けるようになりたい!と顔ににあわずすでにロッカーな彼ですが、是非とも、飽きずに楽しく練習しつづけてほしいな。
いつか、兄弟で演奏してくれる日が来ることを願ってます。あ、夫もいるから3人か(笑)