先日、ユトレヒトで活動している「ひまわりの会」主催のワークショップへ行ってきました。(ひまわりの会についてはこちら)
その名も、【自分の「あ」を作ろう!!】
紙粘土を使い、絵の具で色をつけたり、木片や網などで模様をつけて自分だけの「あ」を作るワークショップ。
芸術的側面から日本語に触れるというこのワークショップ、子供たちの食いつきは相当なものでした。
ただのお勉強だと長く感じる1時間も、手を動かしいろいろイメージしながら製作に没頭するとあっという間だったよう。
その証拠に、楽しそうな声で終始教室はにぎやか。
さてさて、そのワークショップですが、
まずは、オランダにあるお花「アネモネ」の「あ」だね、という話から始まり、どんな時に「あ」という言葉を発するかな、というお話へ。
あっ、と驚く時、
あ〜あ、と嘆く時、
いろいろあるね、と。
そして次に、参考にしてね、と大きな「あ」が書かれた紙をもらいます。(3歳でまだひらがなを知らない子もいるので)
長男は、「こんなの簡単じゃん」とか言いながらその上をなぞるように紙粘土を置いていき、ササっと「あ」を作ってました。
ん?なんかずるくない?ラクしてない?
もっとクリエイティブに作ろうよ!!
と、ちょっとモヤモヤしましたが、親は口も手も出さないほうが子どもの想像力が発揮される、と予め言われていたのでそこはぐっと我慢。
一応、他の子との違いをつけるために、最後の「はらい」の部分にこだわったらしいですが。(若干先がすぼまっている!?)
残念ながら、次男は場の雰囲気に圧倒されてあえなく辞退(苦笑)
行く前はかなりやる気満々だったのになぁ。
それでも、本当はやりたかったのか、終わってからお兄ちゃんの余った紙粘土をもらって超ご機嫌でした。
それにしても、子どもって粘土が好きですよね。
パンとか粘土とか、こねる作業って幸せホルモンのセロトニンが出るって聞いたことがあるけど、みんな一心不乱にこねてたなぁ(笑)
しかも、我が家では粘土も絵の具も家ではめったにやらせてあげないから(だって家が汚れるし)相当楽しかったらしい。
「あ」以外にも、「あ」が入っている言葉を探してそれも紙粘土でつくっていました。
こういうところが日本語の勉強とアートの融合と言うんでしょうか。
日本に住んでいたら当たり前すぎて気にも留めないかもしれないけど、外国に住んでいると意識的に日本語を使っていかないと語彙が増えない。
だから、こういうのは本当にありがたい。
あっという間の1時間がすぎ、最後におやつを食べて終了。
遊び足りない子どもたちは、そのあとも一緒に公園へ。うちの子たちもワークショップで初めて会った男の子とすぐにお友達になって遊んで帰りました。
外国人のお友達も大切ですが、日本語で遊べるお友達もとっても貴重。そいう意味でもひまわりの会や、こうしたワークショップには感謝です。
今回、このワークショップを担当してくれたのは息子が通う補習校の先生。
とても面白い授業をされるとは聞いていましたが、噂通り、子どもたちのペースを守りながら、対話を大切されていました。
先生、本当にありがとうございました!!
最終的には、これらの作品を使ったモビールを作るそう。
親の私の方が今から楽しみです!
こんにちは
私は4月から、9才の娘、8才の息子とペナンに住み始めました。
たまたま学校検索をしていた時にブログを拝見し、楽しいブログにあっという間にオランダ移住まで読んでしまいました(笑)
まだ下のお子さんも小さい中、色々アンテナを張り巡らせていらして、すごいなあと関心しました✨
私もマクロビオティックを以前かじったことがあり(結局続かなかったのですが、今でも少しは知識を生かして取り入れてはいます)、天然酵母のパン作りをしたり(BAGELと食パンだけですが)、ヨガが好きだったり、趣味が似ているなあと思い、同じ移住先だったら、楽しかっただろうなあなんて思ってしまいました❗
パンはオーブンの使い方がわからず、まだできていなくて、びわ茶も大好きでした。
始めてでたくさん書いてしまいましたが、またブログを楽しみにしています✨
よかったら、メールアドレスを書いたのでお暇なとき御返事いただけたら嬉しいです。
ちなみ今年で41才、東京出身ママです。
怪しい者ではないです(笑)
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