先日、ユトレヒトにある「ひまわりの会」で行われた節分イベントに参加してきました。
ひまわりの会とは、前にこのブログでもご紹介しましたが、親が主体となって子ども達に日本語や日本文化に触れる機会を作り、共に学んでいく、という活動をしています。
このひまわりの会の中心メンバーの方が、ユトレヒトの中央図書館に日本語図書を設置する活動をしてくださったおかげで、オランダにいても日本語の本が借りられるのです!
そこで節分の豆まきをするというので、これはいい機会!と思って息子2人を連れて行きました。
まず最初に節分とはなんぞや、というお話から始まって次に鬼の顔に好きな色を塗ってお面を作りました。
え?鬼になるの?と思ったら、鬼には鬼で対抗しましょう!ということらしく、子ども達は楽しそうにお面作りをしていました。
そこへいきなり鬼登場!!
ちゃんとトラ柄の鬼のパンツを履いた、のっぽの鬼がわーっと入ってきたもんだから、下の子は完全に硬直状態(笑)泣きたいのをすごく我慢してただただママにしがみついてました。
お兄ちゃんは、まだ誰かが鬼役やってるよ〜と半分白けながらも、一生懸命ピーナッツを投げまくってました(笑)
そう、大豆ではなくピーナッツ。
さすがにオランダであの豆まき用の大豆はなかったようで、殻付きのピーナッツが大量に用意されていました。あれを殻ごと投げるけるんですから、鬼もたまったもんじゃないですよね。
早々に鬼が退散した後は、みんなで投げたピーナッツをひろい集めて、バリバリ割って美味しく食べました。うちの息子達は食べなかったので、その代わりに私が。他の子ども達はみんな競うようにして食べてましたけどね。
それからしばくして、鬼役だったオランダ人の男性が白々しく「あれ、鬼はもういっちゃいましたか?」とか言いながら部屋に入ってきたもんだから、みんなでクスクス笑っちゃって和やかにイベント終了。
日本人がシンタクラースになる、みたいなもんですかね?
節分イベント、なかなか楽しかったです。
息子達は作った鬼のお面を大切に持ち帰って、今度は家に帰ってパパにピーナッツ投げまくり。パパは最初はノリノリだったけど、あまりの痛さに早々と降参した様子でした。
オランダにいると、どうしても日本のお祭りや文化に触れる機会が少なくなります。なので、こうして季節ごとに日本の行事を体験させてくれるのはとてもありがたい。特に私は、そういうのをマメにするのが日本にいても苦手だったので(苦笑)
3月はひな祭りがあります。
我が家は男の子しかいないけど、また参加したいな〜。