最近のオランダは、肌を刺すよな寒さが続いています。
吐く息が白いどころか、毎朝霜が降りてうっすら白くなった屋根や道路が当たり前の毎日。
そのせいなのか、はわかりませんがオランダの冬に不慣れな家族が不調を訴え始めました。
まずは主人が喉の痛みを訴え、咳をし始めました。つづいて上の子も元気がなくなり発熱、と同時に下の子も発熱。
兄弟揃って同じ日に熱を出してくれたもんだから、1人しかいないママは大忙しです(汗)
39度近く熱を出した長男には豆腐パスターを。次男はそこまで熱が無かったのでとりあえずキャベツで頭を包んで様子見。
この豆腐がすっごい効くんです!!
水切りした豆腐をガーゼなどに包んで額に載せているだけ。上の子はすぐに38度くらいまで下りました。そうなったら次はキャベツの出番なんですが、もう大丈夫と本人が言うのでそのまま寝てもらうことに。
ちなみにキャベツなどの青菜も熱をとる作用があります。
次男の熱は38.5度より低かったので、キャベツで頭をすっぽり包みました。
このキャベツ頭、いつも笑ってしまいます。いや、本人は辛そうだしこっちも大変なんですが、キャベツくんになった息子の姿を見ると笑いをこらえることができない(笑)主人も思わずぷっと吹き出してましたからね。
でも、キャベツ頭も虚しく次男の熱がどんどん上がってきたので、次男も豆腐に切り替え。そうすると熱が下がってきて楽になったのか、次男もようやく落ち着いてくれて一安心。
最近我が家では熱の時はこの豆腐とキャベツで乗り切ります。(38.5度以上は豆腐、それより下がったらキャベツに切り替えです)
この2つ、特に冬は常備ですね〜(鍋の具材にもなるし)。
あ、でも、使ったキャベツと豆腐は廃棄ですよ。毒素をたくさん吸ってますから!
熱が下がった翌日、夕飯を鍋にしたんですが、息子が「まさかこの豆腐、昨日のじゃないよね?」と疑わしい目で私に聞いてきましたがそんなことは絶対いたしませんっ(笑)
あ、主人にはエキナセアのドロップやびわエキスでちゃんと対処してもらいました。
と、まあ風邪くらいならハウスアーツに見てもらったりせずに済むんですが、その後、次男に水疱瘡の疑いが出てきたので、今回初めてハウスアーツ(ホームドクター)に行ってきました。
とりあえず、朝電話したらその日の午前中の診察予約が取れました。
症状を説明して患部を見せてみたんですが、最初は原因不明の発疹とされ、、、。
納得のいかない私は、念のため、「もしかしたら水疱瘡ってことある?うちは予防接種受けてるんだけど」と聞いてみました。すると、「あ!そうね、それよそれ!あなたあってるわ。きっと水疱瘡ね」と。
え??そんなんでいいの?素人の私がいうことそのまま鵜呑み??
綺麗で感じのいいハウスアーツだけど、この適当さにしばし唖然、、、。この人頼りにしていいの?状態。
彼女曰く、水疱瘡だとしても特に処置することはないから、かゆみが出たときのためのクリームしかだせないわ、それで1週間くらい様子見てね、と。
さすがオランダ。
日本ならきっと、水疱瘡だから保育園とかは休んでね、お薬を出しておくから、とか言われるところなのに、そういうの一切なし(笑)
というわけで、行った意味があったのか無かったのかわからない、初めてのハウスアーツ体験になりました。
処方された痒み止めの薬も、メントールの入ったただのスーッとするジェルだったし(しかもこの薬は保険の適用外だと言われ実費でした)、意味あったのかな、、、。
で、次男はというと、最初は全く痒がらなかったのに寝る時になって痒くなったのか、なかなか寝れずにかわいそう。何度も目覚めては痒み止めを塗ったり、びわエキスを塗ったりしてます。
やたらと薬を出されるのもどうかと思うけど、診断も頼りなく、薬もほとんど出ないというのも心もとないというかなんというか、、、。
やはりこの国では自己管理がとても大事なようです。
いやでも薬を使わずに治せる方法を探そうとするし(食事療法とか自然療法とか)、病気にならないように予防に勤めるようになります。
とはいえ、一番可哀想なのは次男くん。発疹のせいかずっとご機嫌斜めだし、早く良くなってほしいな〜。