先日、前の会社の同期会に行ってきました。
なぜかシンガポールに住んでいる同期(先輩や後輩も)が多く、その日は5人が集まり、久しぶりに女子会のようでとても楽しかったです。
みんな旦那様の転勤で来ているのですが、話を聞いていると日本のママ友との会話と変わらないですね(笑)幼稚園の事、ご近所さんの事、美味しいお店の事、シンガポールにいる事をつい忘れてしまいそうでした。
この中には息子が通う予定のスクールのお友達もいて、すでにお友達になってくれたので心強いです。
日本人も多いし、日本の食べ物も何でもあって、同期会が出来るほど友達もいるシンガポールですが、決定的に日本と違うところがあります。
それは、子供に(子連れママに)とても優しいという事。
その日も友人宅に向かう途中、ひどい雨に降られて途方に暮れていると、どこからともなく傘をさした男性が近づいてきて『あの建物に行きたいんだろ?傘に入って!一緒にいこう』と言ってくれたのです。
そのあと、地下を通って目的まで行こうと思っていたら階段が!エスカレーターもないしバギーを運ぶしかないと思っていたら(エルゴで次男を抱っこしていたので)、今度は女性がバギーを運ぶのを手伝ってくれ、目的地まで案内してくれました。
その後も、頼めば喜んで手伝ってくれる人達に助けられ、無事に友人宅へ。
もう、これには感動です。
子供や荷物で身動きが取れないなか、ひとの優しさに触れると涙が出そうになります。公共の場所で多少子供が騒いでも白い目で見られる事もないし、むしろ子供を連れていると話しかけられる事が多いくらいです。
未来を担う子供に寛容な国、子供の教育に熱心な国、これが今のシンガポールの繁栄、勢いにつながっているのではないでしょうか。日本が見習うべき事がこの国にはまだまだありそうです。