江戸川乱歩、やるな〜

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最近うちの6歳の息子は、江戸川乱歩の探偵シリーズに夢中です。

というのも、いつものように旦那が手当たり次第に借りてきた本の中にあったのがそもそものきっかけ。

旦那はいつも英語の本や紙芝居、ちょっと難しそうな小説をまぜて30冊程息子のために本を借りてきます。

たいていそういった本は読まずに返却、、という事が多いのです。

今回も江戸川乱歩を見た時は、あきらかに息子には理解できないであろう難しい言葉が並び、そもそも読み聞かせる類いの本ではないと判断して私は横に置いておいたんです。

それを旦那は、「これ昔パパも読んだんだよね、面白いよ〜。読もうか?」とうきうきしながら息子に読み始めました。

それも、一文読んでは噛み砕いて説明し、難しい単語も分かりやすく言い直したりして。

まるで英語の絵本を翻訳しながら読むみたいに(笑)

だから時間がかかるかかる(笑)

しかも、息子も分からないところはとことん聞いてくるのでなかなか先に進まない。

それでもその内容にどんどん引き込まれていき、早く先が読みたくて仕方が無い様子。

朝でも食事前でも夜でも、暇を見つけては「江戸川乱歩読んで〜」と本をもってきます。

そして、本の中で出てきた単語をつかってみたりして、それによってうまれた新しい概念、世界を楽しんでいるんです!

本を読む事で新しい言葉を覚え、それは新しい概念になり、彼の中で新しい世界を作り出しているんです。

私のように最初から「これはまだ早い、理解できない」と判断していたらこんな事は起きなかったんです。(というか、面倒くさかったんですよね、、、)

旦那が、めんどくさくても、まるで翻訳のように噛み砕いて読み聞かせた事で息子は新しい世界をワクワクしながら楽しむことが出来ています。

このあたり、パパとママの違いと言うのでしょうか?パパをとっ〜ても尊敬するところであります。

ほんと、良くやるな〜と感心するばかり。(半分呆れてる、とも言いますが)

そりゃあ息子も「今はママよりパパの方が好き!」と言うでしょうよ。。。

ま、いいんですけどね〜。

子供の可能性って本当面白い。

どこでどんな風に反応するか予想も出来ないです。

だから親は、親目線で勝手に子供にリミットを設けてしまってはいけないんですね。

その無限の可能性を信じて子供と接しなくてはならないんです。

とはいえ、旦那が借りてきた小説のもっと易しいバージョンを図書館で発見した私は、しめしめと言わんばかりにそれを借りてきたんですけど(笑)

私はこれを一緒に読んで、江戸川乱歩の探偵シリーズを息子と楽しみたいと思います!

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