これぞ正しい休み方?!テルスヘリング島でのバケーション

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今年の夏は、オランダ北部、北海に浮かぶテルスヘリング島へ行ってきました。

噂に聞くように自然がいっぱいで親切な人の多い、のんびりした素敵な島です。

 

島へはフェリーで行くのですが、乗り込む際に荷物のセキュリティチェックもないし、

チェックイン前にサービスアパートメントに着いたのでフロントに荷物だけお願いした際も、どこかに保管されるわけでもなくロビーに置きっぱなしにしておいても盗まれることも無い、

ずいぶんと平和なところでした(笑)

 

島ヘ着くなり、すぐにレンタルバイク屋へ。

この島は、車道よりも自転車道の方が整備されていると言っても過言で無いほどサイクリング向きの場所なので、みーんな自転車にのって移動してました。

長男は、お目当てのギア付きマウンテンバイクを借りて大喜び。

ノリノリで、ギアを(無駄に)変換しながら楽しんでました。

 

毎度のことながら、我が家の息子たちは観光というものに全く興味を示さないため、今回はあえて自然しか無いところを選んだのですが、良かったのか悪かったのか、どこへ行ってもそこはオランダ!(苦笑)

異国の美味しいもの食べたいな〜と思っても、こんな田舎にそんなものがあるわけでもなく、毎度、フリッチェ(フレンチフライ)やトスティ(ハムやチーズが挟んであるホットサンドでオランダでは子供も大人も好きな定番メニュー)、ハンバーガなど。

もちろん、子供たちはそれが大好きなので毎回毎回、店を変えては同じものばかり頼んでは喜んでいましたが、、、。

夫と私はというと、そんなのばかりでは飽きるし、かと言って選択肢も無いのでせっせと自炊(泣)

 

あ、唯一、De Zeeというレストランはとっても美味しかったです。

オランダで食べたタイカレーで、あんなに感動したものはなかったかも。

すべてが本当に美味しくて、前菜からデザートまでたっぷり楽しませてもらいました!

 

大自然の残る島なだけあって、サイクリングはとても気持ちいいし、果てしなく広がる水平線も感動モノ。

自然の森林を利用した本格的なアスレチックで体を動かしたり、

海で貝拾いをしたり、

波止場でカニ釣りをしたり、

それはもう平和、平和。

 

そういえば、サイクリングしながらキャンプ場を通り過ぎた時、これか!!と驚く景色を見ました。

そう、オランダ人が所狭しとテントを張ってキャンピングを楽しんでいるところを垣間見たのです。

なんというか、まるで難民キャンプのような(失礼!)景色にびっくり。

普段と変わらないことを、わざわざテントを張ってやってるようにしか見えないのですが、オランダ人は本当にキャンプ好きが多いんですよね。

夫と私は、口を揃えて

「ああいうのはもういいよね、学生時代に散々やってきたし夜はベッドで寝たいよ」と(笑)

 

島で唯一の屋内プールへ行ってもそこはリゾートとは程遠い、、、。

狭いプールに、赤ちゃんから大人までがイモ洗い状態でもう無秩序もいいところ。

一応監視員はいるけど、市民プールみたいだし、プール脇のシャワーでは、キャンプで来ていると思われる若者たちがシャンプーしたり体を洗ったり。

いや、そこは体を流すだけの場所ですから、、、

ちょっとカオスすぎて、一回行っただけでもうそれ以来いきませんでした。

 

サイクリングにもすばらくすると飽きてきて(海岸の風が強すぎて嫌気がさしたというののもある)、やることもなくなり1日お部屋にいた日もありましたが、

その分、朝はゆっくり起きて、何に追われることもなく、のんびり本を読んで過ごすことができたのは良かったです。

我が家には無い湯船にも毎日浸かって、のんびりお肌のお手入れをする時間もあったし。

どこへ行ってもオランダなので、ある意味変な緊張感もなく過ごせました。

 

でも、でも、、、

今度のバケーションは外国へ行きたい。

観光はできなくても、せめて美味しいご飯の食べれるところへ。

異文化を体験できるところへ。

青い海と穏やかな天候のところへ。

 

というわけで、早速、来年の夏の行き先をシシリア島へ決め、ホテルを押さえたのでした(笑)

 

一度は行ってみたかった北海に浮かぶ島、テルスヘリング島。

司馬遼太郎の「オランダ紀行」を読みながら、

オランダ人気質やオランダ人文化を少しだけ肌で感じ、

暇だなぁと思えるくらいのんびりとした、正しいバケーションを過ごしたとも言えます。

 

さて、次のイベントは長男の誕生日。

これも、オランダの慣習にならって不慣れながらも息子と一緒に楽しみたいと思います!

 

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