パリの教訓

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オランダは、日本と同じように4月末からMaivakantieという春の連休中です。

みんながこぞってバケーションに出かけるオランダですが、我が家も例に漏れず、ディズニーランドパリに行くというお友達に誘われて10日ほどフランスへ行ってきました。

旅程は、

パリディズニーランド ⇨ アヌシー(スイス近くの湖畔の村) ⇨ パリ

といった感じ。

あいにく、春だというのに肌寒いどころか真冬の寒さだったり、すっきりしないお天気予報。

それでも久しぶりのフランス!!ということでかなりノリノリでした。

しかも初めての列車の旅。

飛行機には乗り慣れている我が家もフランスのThalysやTGVなど、日本でいう新幹線のような列車での旅は初めて。

飛行機のようにチェックインもセキュリティチェックもないので気楽だし、何より座席が広くて自由がきく。車窓から見える景色も雲と空だけはなく変化に富んでいて、あっという間の3時間半でした。

 

と、まぁ、出だしは好調だったのですが、、、

 

いざ、ディズニーランドへ行く!という日になって下の子が体調を崩し、私は泣く泣くお留守番だったり、

「フランスのベネチア」と呼ばれる街アヌシーでは、初日から冬のような寒さの洗礼を受け、アヌシー湖畔を散策したりサイクリングしたりといった美しい自然を満喫することができず、宿でDVDを見て過ごすことになったり、

パリの街はというと、子ども達にはあまりウケが良くなく、パパとママが行きたいお店やレストランには行けずじまい(泣)

、、、と、ネガティブポイント満載(他にももっとある)の旅行になってしまったのです。

 

とはいえ、

長男は、初めてのディズニーランドをパパとお友達と満喫したようでしたし、アヌシーを発つ日にはやっと青空になり、列車の時間まで、スイスを彷彿とさせる美しい景色を楽しむことができました。そしてなにより、とっても美味しいチーズフォンデュとサヴォワワインに大満足。しかも宿でのDVDタイムでは、空手をやっている長男がかの有名な「KRATE KID」にはまり、ますます空手の練習に気合が入ってます(笑)

 

そしてパリでは、毎朝、違うお店の美味しいバゲットとバターを1人でニヤニヤしながら堪能し(笑)、マルセイユ石鹸やポワラーヌのクッキー、ボルティエやベイユヴェールなど数種類のバターも大人買いしてきました。(クッキーはもうすでに、ほとんど食べ尽くされてしまいましたw)

エッフェル塔をパリだと思ってた次男は、エッフェル塔を真下から見上げて、「やっとパリに来たねー」と満足気。

長男は、地下鉄で実際にスリ未遂の現場に出くわし、親が何度も「パリはスリが多いから気をつけて」と言っていた意味を身をもって学んだようです。

 

それにしてもパリの街は、オランダとは比べ物にならないほどおしゃれで洗練されていて、普段物欲のない私でもいろいろ目移りしてしまうくらい魅力的でした。

ただ、住みたいかというとそうでもなくて、、、

親も子供も、旅の途中から「早くオランダに帰りたいね」と言い出す始末(汗)

いつの間にか、すっかり素朴で質素なオランダが落ち着くようになってしまったようです。

 

結局、バケーションなのにやたらと疲れたこの旅行から学んだことはというと、、、

 

パリは子連れで行くべからず(笑)

 

パリはやっぱり大人の街ですね。

昔、長男を連れてハワイに行った時、「子供と来たらこういうのんびりした過ごし方もいいかも」と思ったんですが、いやいや、パリは違う!!

特に我が家は男子2人なので、とてもじゃないけどパリでは収拾がつかない(苦笑)

 

次の家族旅行は、自然がたくさんある田舎へ行って、思いっきり体を動かして遊ばせてあげようと思います、ハイ。

 

ああ、次に大人パリを楽しめるのはいつになるのかなぁ、、、(泣)

 

 

 

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