頭を使って

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我が家のコンドミニアムには、調理器具がお鍋とフライパンしかありません。

シンガポールでは自炊をする文化がそれほどなく、外食の方がより一般的なんだそうです。下手に自炊するよりホーカー(いわゆるフードコート)で済ませる方が経済的だったりします。ただ、ローカルフードで良ければ、、、という話で、子連れだったりすると自炊しないわけにもいきません。

我が家の長男は特に味に敏感で、アジアンフードは一切ダメなのです。

小さなキッチンで、限られた器具を使い料理するってなかなか頭を使います。お茶も沸かしたいしスープも作りたいし野菜も茹でたいし、、、。普段でも料理っていろんなことを同時並行でやってタイミング良く用意するのに頭使いますが、モノ自体がないと本当に考えますね。と言ってもたいした料理をするわけではないんですが、いつもより達成感があったりします(笑)

しかも、この旅では次男(6ヶ月)の離乳食もスタートさせる予定だったのに、炊飯器がない!!前回泊まったコンドミニアムではRice Cookerを借りられたので今回も大丈夫だろうと思っていたら、あっさり『No』との返事が。

さて、困った。鍋でおかゆを炊くなんて気が遠くなりそうだったし、かといってパン粥から始めるわけにもいかない。こっちに住んでいる友達に相談したら、うちで炊けばいいよ!と言ってくれたので、早速お米を持参して炊飯してもらい、ラップに包んで持ち帰るという、地味〜な作業をしたのでした。

料理だけではありません。

荷物になるので遊び道具もほとんど持ってきていません。折り紙やお絵描き帳、カルタ、オセロくらいです。

すでにお絵描き帳は使い果たし、折り紙にも飽きてきた長男。何を思ったか、空のペットボトルやティッシュ箱、空き缶などを楽器に見立てて一人演奏会を始めました(笑)なかなかやるじゃんとは思ったのですが、うるさくて次男を寝かせられない、これはいかん、と思っていたら、弓矢を作りたいと言い始めたので、使い捨てのマドラーと輪ゴムを使ってミニ弓矢を作ってあげたら大喜び!!偶然にも良く出来たので私自身もびっくりでしたが、長男は、その弓矢と折り紙で作った手裏剣で忍者ごっこをして遊んでいました。(なぜか忍者の時は甚平を着たがるので、この時も着替えてましたが)

こうやって、何もなければ大人も子供も頭を使っていろいろ出来るんだなと実感しました。

というわけで、今日は何にもおやつがなかったので、残ったジャムと持ってきた葛粉、蜂蜜をつかってなんちゃって葛ゼリーを作ってみました。

果たして喜んで食べてくれるのでしょうか??結果はまたご報告しますね。

 

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