親は見守る事しか出来ない

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じめじめした気候のせいか、なんとなく気持ちも憂鬱になる今日このごろ。

そんな中、毎回英語スクールの習い事に行く前にぐずぐず文句を言い、

足取りも重く、めそめそ泣きながら行く長男にイラっ(笑)

今日も行きたくないオーラを、これでもかってくらい出してました。

お友達がいる日でも泣いている長男。

いったい何がそんなに嫌なのか?

ママが居ないから

わからない英語があるから

いいたい事が英語で言えないから

お友達が英語で話してきても意味が分からないからお返事できない

オモチャが少ない

自由に遊ぶだけじゃない(前のところはほぼ遊びとクラフト)

学校の授業みたいだから

、、、、とまあそれなりに理由はある様子。

 

じゃあどうするか?

わからない、できない、をひとつずつクリアしていくしかない。

英語で言われた事がわからなければ聞きかえしなさい。(pardon?)

英語でどういうか分からなければ聞きなさい(what do you say in English?)

そして、

「自転車や竹馬が出来なかった時もつまらなかったし嫌だったよね、

でも出来るように自分で頑張ったら楽しくなったよね。」

「ママは泣いてもわめいても一緒には行けない。

でも大好きな君のために、ちゃんと時間にはお迎えにくるから心配しないで」

と励ましてみました。

最後に、なぜ、そのスクールに行かなければならないかをはっきりと説明。

そう、それはこれから外国の学校に通うための予行演習で、必要な事なんだ、と。

それでも涙が出そうになる長男をみて私もくじけそうになり、

「そんなに行きたくないならやめなさい。

泣かずに行けると思えるまで行かなくていい」と言ってしまいました。

しばらくうつむいて考えていた息子。

「行く。行くからまたハグして」と上を向いてスクールの階段を上っていきました。

笑顔で出迎えてくれた先生を見て、また涙があふれてきた彼ですが

振り返る事無く教室に入っていきました。

 

3時間後、、、

きっとまた泣いているだろうと思い、少し早めにお迎えに行ったのですが、

なんとそこにはニコニコ笑ってたっている息子の姿がありました!!

泣きそうになるのを我慢して、頑張ったそうです(先生が連絡帳に書いてくれていました)

本人も、今日は頑張って泣かずに終えられたというのが自信になり、嬉しかったそう。

「以前はスクールは嫌なところだったけど、今日からは嫌なところじゃないよ」と

ポジティブ発言も出てきてびっくり。

きっと、自分に言い聞かせている部分も、親を安心させたいと思う気持ちもあると思うのですが、その健気な姿に私は涙が出そうになりました。

まあ、最終目標は英語で会話が出来る事なんですが(汗)

泣かなかったという第一段階はクリア(笑)

「またひとつ、出来る事が増えたね」と言って息子をハグ、ハグ、ハグ!!

「これからも泣きたい時は我慢しなくてもいいよ、でも泣いた後にどうしたら次は泣かないでいけるようになるか考えてみよう、貴方はそれが出来るんだし、ママも一緒に考えるから」と言ったら、うなずいてくれました。

 

習い事に限らず、子供が辛い状況に居る時に親が出来る事って何なんでしょう。

自分で考えて、挑戦して乗り越えたことしか、自信へはつながらないと思います。

頑張った時も頑張れなかった時も、帰るところを作って待っている、それが親なんでしょうね。

見守る事しか出来ない、だからこそ、子供が自分で乗り越えた時、自分の事のように嬉しいのかな。

 

がんばったご褒美にいろいろ要求してきたあたりは、まだまだ5歳の可愛い息子。

もちろん、望み通りにしてあげました(笑)

 

きっと、海外移住先での学校でも同じような壁にぶつかるでしょう。

その時に乗り越えられるように、いまは親子で沢山予行演習しなくてはいけないのです。。。

 

 

 

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