やっぱり夏は成長の季節

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長男を産んでから、はや10年!

やっと、やーっとこの日が来ました。

今年の夏、夫は子ども2人(10歳、5歳)を連れて念願の男旅へ。

そして、

ママは1人で日本へ里帰り!!

 

オランダではバケーションといえば家族でお出かけが定番で、なんでママだけ置いてきぼり?とよく聞かれましたが、全然さみしくもないし、もちろん悲しくもない(笑)

むしろ嬉し!

お兄ちゃんはともかく、弟は車にも酔いやすいし今までママと離れたことがなかったので一抹の不安はありましたが、そこはパパに全てお任せして、私はサクッと日本へひとっ飛び。

いちいち機内で子どもたちのケアをすることもないし、家族みんなの荷造りをする必要もない、待ち時間に退屈するだろうとあれこれ持っていく必要もない。

なんて身軽で気軽なんだろう、とすでに日本へ向かう飛行機の中でお一人様を堪能。

今回は1週間という短い帰省だったので、とにかく実家でゆっくりすることが目的。

久しぶりに「娘」に戻り、両親といろんな話をして美味しいものを食べて過ごしました。

一番気がかりだった母の健康状態も良かったし、父の古希のお祝いも兄弟揃ってできたのは本当に嬉しかった。

同じタイミングで帰省していた妹は、2歳の娘を連れての帰省。

もう、てんやわんやの大騒ぎでどこにいても子どもの世話に追われていました。そんな彼女を見て、「私もこんなんだったなぁ」と遠い目になる私(笑)

 

時の経つのははやい!

 

下手にオランダに残っていても男旅チームの様子が気になって仕方ないだろうな、と思って日本に一時帰国したのですが、日本では、ほぼ、いや全く彼らの心配をすることはなく、思いっきり羽を伸ばしてきました(笑)

この男旅、夫を全面的に信頼してるから安心して子どもたちを任せたんですが、きっと大変なことになるだろうな〜とは予想してました。

案の定、想定の範囲内のことの連続でしたね。

3日ほどかけてオランダから南下し、イタリア北部のビーチへ向かった彼らは、安ホテルやアパートメントホテルに泊まりながら時には自炊、洗濯をして旅を続けています。

初日から、長男がお腹を下したり、次男が車酔いしたり、夫自身も体調をくずしたり。はたまた、帰路のホテルも取らないといけないけどネットの通信状況が悪くてうまくいかないなど。

その度に連絡がきて私に指示を仰ぐ夫。

そんなこと想定の範囲内なんだから自分で何とかしてよ!と何度言いかけたことか。

そういうこと全部ひっくるめて、男旅に行くって決めたんでしょう?

 

運転と子どもの世話とのダブルタスクがどれだけ大変なのか、まったく想像していなかったのでしょう。

いつもは運転専門だからできていた子どもとのこういう旅行も、ひとりで全てをするとなると大変だよ、とあれほど言ったのに。

甘く見てたんでしょうね。

なんとかなるとタカをくくっていた夫も、早々に弱音を吐いていました。

それでも、外食続きだと子どもも自分も体調を崩すことがわかり、頑張って自炊したり洗濯している彼の姿を見て、とうとう私も遠い日本から助け舟を出すことに。

もちろん、それまでもヘルプはしてましたよ。でも、ちょっとは苦労しないと自分の読みの甘さとかに気づいて学んでくれないと思って出し惜しみしてたかも(笑)

子どもたちが旅行を楽しめなくなったらかわいそうですからね。

夫も、いままでやったこともないのに鍋でお米を炊いて(しかも上手に)、おにぎり作って頑張ってたし。

イタリアからオランダへの帰り道は、行きよりもいいホテルを探してあげたら子どもたち喜んでた(笑)

 

彼らの旅行もあと数日。

私も最後の経由地デュッセルドルフで合流します。

さっきも電話で話しましたが、みんな元気そうだけどもう子どもたちは旅に飽きてしまい、早く帰りたいと言っているとか。

こういう旅行はもういい!そうです(とほほ、、、ですね)

夫があれほどやりたかった男旅ですが、もうちょっと子どもたちが大きくなるまでお預けかな。彼らがパパのことをヘルプできるようになればパパも楽になるし、また違った旅の形になるでしょうから。

ということは、私のひとり旅もしばらくお預けかぁ、、、。

 

10日以上、子どもたちと離れて過ごしたのは今回が初めてだったのですが、意外と、いやむしろ全然平気でした。

彼らもママを恋しがっている様子は全く見受けられず(笑)

まあ、ママがいたらもっと美味しいものを食べさせてくれたんだろうな〜くらいでしょうね。電話してても気になるのは日本からのお土産のことばかりですから。

 

それはそうと、この旅で彼らは何を学んだんでしょう。

もちろん、あれとこれ、なんて端的に言えるものではなく、

外国の景色や普段と違う生活、もしかしたらちょっと不便で大変な体験から、たくさんのことを肌で感じて、今まで以上にパパやママの愛情を感じてくれたら嬉しいし、自信や知恵を身につてくれていてくれたら嬉しい。

そう、バケーションは楽しいが一番だけど、どんなバケーションでもそこで彼らは確実にいろんなことを学び、成長しているんです。

 

今回、ひとつ確実に言えるのは、

彼らはママがいなくても大丈夫ということ。

ママがいないと何もできないではなく、ママがいなくてもちゃんと生きていける。

もちろん今回はパパがいたけど、ママ〜さみしいよ、って泣くことはない。

5歳の次男ですら!

まあ正直、ママの立場としてこれは若干さみしい気もするけれど(だって5歳ってまだまだママっ子じゃないの?)

とにかく、これはとても素晴らしく、とても喜ばしい事実!

そしてママも、子どもと離れてもオロオロと子どものことばかり気になって何もできないのではなく、ちゃんと自分の時間を楽しめるということ。

これからはもっと自分時間が増えていく、いや増やしていくのだから、自分時間を費やす何か、仕事でも趣味でもなんでもいいから、そういうものをもっとたくさん見つけていこうと心に決めた、そんな夏休みになりました。

 

でもその前に、来年の夏のバケーションはどう過ごそうかな、、、。

そっちを考えないと!

 

 

 

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