前回書いたように、ただいま絶賛ワンオペ中ですが、友人のヘルプもあり自分のオランダ語の学校も休まずになんとか毎日こなしてます。
日本へ出張中の夫も、台風の被害を受けながらも忙しく仕事をしているようなので、オランダにいる私も頑張らなきゃな、なんて珍しく思ったりして(笑)
最初の頃に比べると夫不在のワンオペ育児にもだいぶ慣れましたが、やはり親族が1人もいないオランダでは見えないストレスがあるのか、余裕がなくなってイライラすることも多くなります。(普段から怒りっぽいとは言われてますがw)
そうなると、どうしても長男との波長が徐々に合わなくなり(もともと合わないのにさらに!)、衝突することが増えます。
やることなすこと、すべてが感に触る。
小言が多くなる。
そんな自分にも嫌気がさして憂鬱な気分になる。
家の雰囲気がドヨーンとしてくる。
という悪循環、、、(汗)
つい先日、どうにもこうにも長男の言動にイラついてしまい、超険悪、最悪な雰囲気に。(次男にはイラつかないのはなぜでしょうw)
さずがにこれはいけないと思い、まずはゆっくり深呼吸。
そして、ある本を取り出して読み返しました。
その名も「自分と子供のことがよくわかる本」。
この本では、エニアグラムという考え方に沿って人間を9つのタイプに分けて分析しています。ちなみに、変な先入観が入らないようにタイプの区分けはすべて番号で記してあります。
ある質問に答える形で自分がどのタイプに属するかを判定するんですが、これが面白いくらいよく当たってる!
ちなみに私は8番
長男は6番
それぞれの番号がどういう気質の持ち主かということはここでは省きますが、これを読んで自分のことを客観的に眺めていると、なぜか変に納得して気持ちが落ち着いていきました。
そうそう、私ってこういう人だったわ。
あ、だからこうなってるんだ、いま。
ストレスかかるとこういう行動に出るのね、私って。
あの子はやっぱりこうなんだわ。
だからあの子にはこういう風に接したほうがいいのか。
と、自分でも説明がつかない行動とか気持ちとかが頭の中で整理されて、くさくさしていた心がまるくなっていくかんじ。
まるで誰かにカウンセリングされているみたいに。
確かにその時の私は、誰かに自分の気持ちや状況をを聞いてもらい、カーッとなってる自分を客観的に考察してほしかったんです。
そんな時だっただけに、この本は本当に役に立ちました。
この本、実は「子どもの心のコーチングシリーズ」の一冊。
育児書の類は一切読まない私ですが、この本は買ってよかったと思える一冊です。
忘れた頃に時々読み返して、自分と子どものことをよく知るヒントをもらってます。
その日は、この本のおかげでイライラしていた気持ちが穏やかになり、嫌な気分を引きずることなく寝る前には長男にもまた優しくすることができました。
ベッドで悔し泣きをしていた息子も、心穏やかに眠りについていました。
終わり良ければすべて良し、ってやつですね。
あ、泣き疲れて寝てしまったのかもしれませんが(笑)
ワンオペでなくても、子どもは自分とは別人格の持ち主なので理解できないことも多々あります。
自己主張という名の「口ごたえ」にはじまり、
これが男の子よ、と言われても理解不能な「バカ男子小学生のくだらなさ」、
やるべきことを後回しにして結局やれない「やるやる詐欺」など、
その度に衝突していたらこっちの体力も持ちません。
今は上の子だけですが、そのうち次男もこれに追随するのかと思うと、はぁ、、、(苦笑)。
子どもと離れてひとり時間でリフレッシュなんてちょっと難しい今日この頃、
子どもたちと楽しく過ごすためにも、
ママの心の健康のためにも
この本にはまだまだお世話になりそうです。