先日の日曜日、いいお天気に誘われて家族みんなでアムステルダムへ行ってきました!
アムステルダムはいつ行っても混んでいるので正直、子連れでは行きたくないんですが、夏休み真っ只中ということでそんなことも言ってられられず、、、(汗)
ゴッホ美術館とレンブラントハウスに行きたい!!
と思っていましたが、やはり行けたのは一つだけ(子連れで欲張ると痛い目にあうので)。
どちらに行けたかというと、そう、レンブラントハウスです。
レンブラントハウスは、画家レンブラントが20年間住んでいた家を利用した博物館兼美術館です。
当時、レンブラントが破産した時に家は競売にかけらたそうなんですが1906年のレンブラント生誕300年を記念してこの家は残されることとなり、内部はレンブラントが住んでいた当時のように再現されています。
オーディオガイドも珍しく日本語が用意されていて、6歳の息子も一人前にそれを聞きながら見学していました(笑)
途中、当時の顔料(絵を描く材料)を再現するデモンストレーションがあったんですが、これが面白かった!!
自然界にある鉱物を粉にするところから始まり、オイルと混ぜ、石で擦り合わせたりしながら顔料を作るその工程は、絵の具が普通に手に入る現代では考えられないほど気が遠くなる作業でした。
もちろんそれらの作業は弟子が行い、それを使ってレンブラントがあの数々の大作を描き上げたのですが、そう思うと同じ絵でも見方が変わってきます。
美術の時間でしか習ったことのない傑作を、何十年も経ってこんな形で見ることができるなんて(しかも本物!)、恵まれた環境にいるなあと今更ながら感動してしまいました。
横にいた子どもたちは大あくびして退屈そうでしたが(笑)
そもそも、レンブラントハウスにたどり着くまでに結構時間がかかり(レンブラント広場にあると思って向かっていたら全然違うことがわかり引き返したw)、見学途中で子どもたちは電池切れ。
もうちょっとゆっくり見たいな〜と後ろ髪引かれながら、博物館を後にしたのでした。
思い立った時にふらっと美術館や博物館に行ける今の環境は本当にありがたいこと。
年間パスもあるし、何度も足を運んでいろんな美術館をじっくり回りたい!できれば子どもが居ない時に、、、(苦笑)
とはいえ、久しぶりに夏日になったオランダで素敵な休日を過ごせたのでした!