今日は次男の4歳の誕生日。
オランダでは、4歳といえば小学校へ通うことができるようになる節目の年ですが、、、
あいにく数日前からインフルエンザに罹ってしまい、今も私のベッドを占領して寝ております。
病気ばかりは仕方ないと思いながらも、、、誕生日にインフルなんて、いやでも4年前の出産時を思い出してしまう。
そう、あの時も長男がインフルになってしまったため、私は保菌者ということで完璧に防護服を着た助産師さんとともに出産し(もちろん夫の立会いはキャンセル)、完全隔離の中、産まれたばかりの次男に会うこともおっぱいをあげることもできずに1日過ごしたのです。
忌々しいインフルエンザめ!
そんな、今日本でもオランダでも大流行のインフルエンザですが、オランダでは日本ほど過剰に反応していないように思います。
もちろん、流行しているから気をつけて!というニュースも流れてますし、ワクチンだってちゃんとあります。
高齢者や赤ちゃんにとっては脅威であるという認識はここオランダにもあります。
ただ、次男を診てもらった時にハウスアーツから言われたのは、
水分を十分に採る
たっぷり休養する
熱や関節の痛みで辛かったらパラセタモール
というおきまりの3点セット。
普通の風邪の時と同じじゃん(笑
しかも、急な発熱とその後の鼻水や目やに(今回はこの目やにが酷くて受診を決意)という症状を診ただけで、なんの検査もせずに即インフルエンザの診断!
あっぱれというか、お見事というか(笑
一緒についてきていたお兄ちゃんをちらっと見て、この子も時間も問題かな〜っていらずらっぽく笑ってたし。
もちろん、日本ではおきまりのリレンザもタミフルも処方されず。
目やに用の目薬でさえ、使ったところで治るのが1~2日早くなるだけだから、どちらでもいいよ的なことを言われましたから。
でも、目やにがかなり酷くあまりにもかわいそうだったので、それだけは出してください、とお願いしてなんとか処方してもらいました。
ほんと、オランダで薬を処方してもらうのって至難の技かも(汗
年末、日本から帰ってくる直前に長男がこれまた高熱を出した時のインフル騒ぎはなんだったんだろう。
あの時は、熱で辛そうな長男を車に乗せてわざわざ病院へ検査へ行き、幸い陰性だったものの、それからも熱は引かずになんとかオランダに帰ってきたわけで、、、。
母をはじめとする親族は、インフルじゃなかったっというだけで安心してたけど(もちろん、飛行機に乗るのにインフルだとまずいな、とは思ってたけど)、熱を出してる本人が辛いのは変わらないし、帰国さえ迫ってなかったらわざわざ検査のためだけに行かないでゆっくり寝させてあげたかったな〜なんて。
とりあえずインフルか、インフルじゃないかって事がすっごく重要なんだな〜と、オランダに住み始めてたった2年弱ですが、少し違和感を感じたわけです。
インフルエンザの薬は出なかったし、パラセタモールも使った事もなかったので、今回も熱を下げるのに使ったのはいつも通り豆腐パスターとキャベツ枕。
いつもは面倒なので、木綿豆腐を水切りして切ったものをガーゼに包んで当ててましたが、今回はなかなか下がってくれず、ちゃんと生姜や小麦を混ぜたパスターをつくりました。それが良かったのか、それをした翌朝には38度まで下がってくれたので、そこからはキャベツ枕に。
自然療法の本には、青菜には熱を下げる作用があるって書いてありましたが、ある記事によるとキャベツの陰性(アルカリ性)が熱の陽性(酸化している血液)を中和し、熱が下がるみたいです。しかも、体内の毒素も吸い取ってくれるというのだから、昔の人ってすごいですよね。
今、次男はキャベツ枕のおかげか?微熱まで熱が下がりました。
でも、まだまだ衰弱しきっており熱も上がったり下がったりで、回復までには時間がかかりそう。
来週からは待ちに待った小学校生活が始まるのに、治るのかどうかかなり不安。
ま、何事も無理をしない、させないのがオランダのポリシーみたいなので、ちゃんと直ってから元気に通ってくれたらいいかな。
本人の希望でバースデーケーキだけは用意してあげたけど、それらしいお祝いはできずじまい。
誕生日にはカレーが食べたい!と言っていた次男。
今まで通ったPeuterspeelzaalのお友達に配るため、一緒に用意したたくさんの手裏剣やプレゼント。
元気になったらカレーも食べて、プレゼントも渡しに行こうね。
とにかく、今は彼の自然治癒力を信じてオランダ式に頑張ってみます!
次に誰が倒れるか、、、それが今一番の心配のタネかも(苦笑