今日は、ひょんなことから次男のpeuterspeelzaal(プレスクール)で、なんちゃって保育士体験をしてきました。
いつもは2人の先生で息子達を見てくれているのですが、今日は1人の先生が風邪のためにお休みでした。
それも急な欠勤だったらしく、、、
先生1人だと最大で8人の子ども達しか面倒を見られないので、もしそれ以上子どもが来た場合、親の1人が誰か残ればいつも通りクラスは続けられるけど、そうでなければ全員家に帰らなければならなかったのです。
どの親もその事情を聞いて、「あ〜あ」的な反応。
でも、かといって誰も残ってもいいよ、と手を挙げる人はおらず、とうとう9人目の子どもが教室に入ってきてしまいました。
教室に流れるいや〜な雰囲気。
先生もすごく残念そうだし、子ども達だってこのまま帰すのはかわいそいう、、、
そこで、ちょっとノリで「オランダ語は上手に話せないけどそれでもいいなら私が、、、」と言ってみたら、拍手喝采の大歓声(笑
「オランダ語なんて話せなくていいのよ!私のヘルプをしてくれるだでいいの!」と喜ぶ先生。
とまあ、なんやかんやと勢いで保育士代行をすることになっちゃいました。
よく考えたら、そりゃ、誰も残りたくないですよね。
子どもがスクールにいる間に済ませておきたい家事だってあるだろうし、ママ友とのお茶の約束もあるかもしれない、ほんと、何かとママは忙しいんだから(笑
で、どうだったかというと、
次男と一緒に教室に残って子ども達の相手や、先生のちょっとしたお手伝いをしたわけですが、本当に「居ただけ」というのがふさわしいくらい何もしてない(爆
形式的に大人が2人いればいい、的な感じでしたね。
でもね、面白かった!
とりあえず、みんなめちゃくちゃ(笑
一緒に遊んでいるようでそれぞれがてんでバラバラに遊んでるし、あちこちで泣いてる子がいるし、これじゃあ8人でも多いくらいだよ、ってかんじ。
うちの子も、特定の仲のいい子としか喋らないし遊ばないし、他の女の子に話しかけられても無視してるし、先生の言うこと聞かずにやたらジャンプしたりウルトラマンのポーズ取ったり、、、
おいおい、って何度突っ込みそうになったか。
でも、そんな中でもなんとなく集団生活のルールを学んでいて、お片づけしたり、うた歌ったり、食べる前には手を洗ったり、お友達を手伝ったり、黙って絵本読んだり(ただ見てるだけだけど)しているのを見てちょっと微笑ましくなりました。
それに、私にとっては何と言ってもオランダ語のリスニング強化にはもってこいの時間でしたね。
先生のオランダ語は子どもたちに向けて言うからとてもゆっくりだし、簡単。
どうせこの時間は家で勉強しようと思っていたのでちょうど良かった、いやむしろ居残りしたおかげでいいリスニング勉強ができかも。
そしてなにより、いつも次男がプレで何をしてどんな風に過ごしているのかなんて知る由もないわけで、それを近くでみれる貴重な機会だったな、と思います。
それにしても、先生1人に対し最大8人というのはしっかり守るのに、それを超えた場合の同伴者を親の中から選んでいいっていうのがちょっと驚き。
日本だったら、絶対に代行の先生とかスクール側の人を探して代行立てないといけないような気がするけど、そこがオランダっぽいな〜なんて変に納得(笑
保育士とか幼稚園の先生には絶対向いてないし、私には務まらないと思うけど、こういうのだったらたまにはいいかも。
次男も、ママと一緒でいつもよりテンションたかくて楽しかったみたいだし。
あ、でもさすがに明日は、もう1人の先生と元気にお会いできますように、、、(私も子どものいないひと時に、ちょっとぼーっとする時間が欲しいのでw)