今日は、長男のイエナプラン学校でkoffieochtendに参加してきました。
Koffieochtend(koffie=コーヒー、ochtend=朝)とは?
これは、コーヒーでも飲みながら子どもたちの学校での様子を親が見学しましょう、というもので、実際セルフサービスのコーヒーや紅茶が用意され、各自飲み物を手に教室に入っていきます。
オランダの学校ではこういうのがよくあるらしく、前の語学学校でも授業風景を見せてもらう機会がありました。
とはいえ、日本の授業参観よりももっとカジュアル。
今回は、朝8時半から9時までの30分だけでした。
そして今日は、見学というよりも子どもたちが普段、どんな教材を使ってどんな勉強をしているか、というのを自分の子どもから直接教えてもらうというスタイル。
なので、私も息子の席へ行ってテキストやノートを見ながらいろいろ聞いてきました。
もちろん、先生や保護者同士のコミュニケーションの場というのもあるけれど、とにかく子どもが学校で何を勉強しているかを知るのが目的らしいです。
この学校は、異年齢学級で2学年が1つのクラスになっていることもあり、基本的に一斉授業というスタイルではありません。
それぞれが自分のデータファイルを持っていて、その中に自分の課題が曜日ごと、科目ごとに書いてあり、それを自分のペースでやっていくようです。
日本のように、国語、算数、理科、社会といった科目分けはなく、基本的にはオランダ語(読み書き)と算数という感じ。
算数のテキストを見せてもらいましたが、ただの計算問題というよりもゲーム感覚で解いてく問題が多くて面白かったです。
1つの正解を求めてひらすら計算問題をするのではなく、ある数を導き出すためにいろいろな数を組み合わせて式を作っていくとか、
図形の問題では、それぞれの形に値段が付いていて、それらがそれぞれいくつ組み合わさってできているから総額でいくらになる、みたいなお金の計算を組み合わせた問題になってて、私が小学生の時にイヤイヤやっていた算数とは大違い(笑)
こういう違いが、将来クリエイティブな発想ができるかできないかという差に現れてくるのかしら、と思ってみたり(汗)
あ、これ、私がクリエイティブな分野から程遠い人間だからってわけじゃないんですけどね(苦笑)
オランダ語に関しては、文章を作ったり、選択肢の中から正しい言葉を選んだり、結構な量の文章を読んだりと意外とレベルが高くてびっくり。語学学校ではただ単語を覚えていただけだった息子にはやっぱりちょっと難しいみたいです。
休み時間にオランダ語の漫画を読んで内容は理解してるって言ってるけど、、、ほんとかなぁ。
やっぱりここはちゃんとフォローしてもらえるように先生にお願いしておかなきゃっ、て改めて思いました。
日本語もまだまだこれからだし、オランダ語もあるし、ほんとに息子くん大変だわ(汗)
それにしても、朝だというのにほとんどの親が出席。パパの姿も多かったです。
私なんてすっかり今日のこと忘れてたのに(というか、もうクラスも変わるし出なくていいかな、と思ってスケジュールから削除してた)。
そうしたら朝、先生に「今日は出れるの?」って聞かれてなんのこと?って思いながらも「yes」って愛想よく答えたkoffieochtendだったという、、、(汗)
オランダ語の学校には遅れちゃったけど、これは出ておいてよかった。
普段、どんな風に勉強してるのかもわかったし(オランダの学校は教科書やノートは教室に置きっぱなしで持ち帰らないので何やってるかわからない)、そもそも先生に引きとめられずに帰ってたら、あの寂しがりやの息子は絶対泣いてたと思うから。
しかも、狭い教室に親も子もぎゅうぎゅうだったので息子を膝に乗せて話を聞いていたせいか、朝から息子はご機嫌で超ニコニコでした。
今日はグループ4での最後の日でしたが、はじめてのkoffieochtend、出ておいてよかったです。
しかも、ランチタイムに特製アンパン入りのランチボックスをみんなに見せたら「すごーい!!」って言われてかなり得意げだったみたいだし(笑)
朝からずっとニコニコ続きだったようです。
さあ、来週からはグループ5です。
11月にある新しいクラスのKoffieochtendは忘れないようにしないと!!