うわさは本当だった!!ダッチな柔軟な対応に驚きと感謝

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今日は長男の学校で、担任の先生と学校カウンセラーの方を交えての面談でした。

 

前回のブログでも書いた通り、まだ学校になじめていない息子。

お友達もできずに孤独を感じることも多く、先生の話すオランダ語が難しい時もある。

そんなことを相談しようと、いざ面談へ行ってみると、、、

 

まずは、息子のテストの結果による学力レベルをみることに。

算数はすでにグループ5のレベルまで達しているが、語学はグループ3〜4レベルで科目によってかなり差があるとのこと。

ただ、算数はかなりできるし語学もやればできるだろうから、一つ上のクラスのグループ5へ移ることも考えてみてはどうかと提案されたのです。

 

と、まあ最初は学力の話だったんですが、、、

 

「○○は学校のことなんて言っているの?」

「家で何か話してる?」

と、なんとなく探りを入れるような、こっちが本題かな〜なんて質問をされたので、

友達がいなくて休み時間は孤独らしいこと。

オランダ語についていけない時があること。

を正直に話しました。

 

すると、先生も「やっぱりね、、、」的な反応。

先生も、息子がいつも休み時間に1人でいることや、上の学年のこたちと遊んでいること(その子たちの名前ももちろん把握している)、クラスにはお友達になれそうな子がいないことなどをよーくわかっていました。

だからこそ、上の学年にあがった方が友達も出来るし、勉強も楽しくなるんじゃないか、と提案してくれたのです。

先生曰く、息子はとても頭が良いいから、いま苦戦しているオランダ語の読み書きだってすぐに追いつける。とにかく、social relationshipがとても大切で、お友達さえできれば言葉も覚えるし学校へ来るモチベーションが上がるはずだと。

 

それは私たち親も同じ意見。

勉強ができるできないよりも、とにかくお友達ができて学校へ行くのが楽しくなることが一番大事。

もしオランダ語がついていけないなら補習を受けてもいいし、もう1年グループ5をやったっていい(留年はオランダでは珍しくありません)

 

カウンセラーの先生は、言葉の問題があるからまだこのままグループ4にいた方がいいのではないかと思っていたらしいけど、まずは、親を交えてこの大事な議題を話し合う必要があると思い、この面談を設けてくれたらしいのです。

これがファーストステップ。

結果、私たち親が上のクラスへ移ると判断したならば、学校側は早急にアレンジすると言ってくれました。

早ければ、来週の月曜日からクラスを変えてくれるとか!

このセカンドステップへの速さといったら、驚きです。

こんな柔軟な対応聞いたことない、まず日本では無理だろうな。。。

しかも、クラスでお友達ができるように働きかけてくれるとかそういうのではなく、飛び級というか縦へのクラス移動という大胆な対応には驚きました。

そんなことが簡単にできるなんて。

早ければ早い方がいいのよ、って言いながら、どのクラスがいいかしら、息子と気が合いそういな子がいる学年はあそこかしらね、等とその場で色々考え始めてくれてなんだか嬉しかったです。

 

きっと、日本から来た外国人だから他の子よりも余計に気にかけてくれていたんだとは思います。

でも、ちゃんと息子のことを観察していてくれ、うまくいっていない状況に気づいてわざわざ面談の時間を取ってくれたんです。

きっと先生も、お迎えの度に涙を浮かべている息子に気づいていたんだろうな(涙)

実は先週、長男は疲れからか、心労からか(笑)、高熱を出してダウンしていました。体が反応してSOSを出していたのかもしれません。

ま、1日で回復したんですがなんとも見ていて辛かったです。

 

「まだ最初だしもう少し様子を見ましょう」、と問題を先送りすることなく、迅速に対応してくれたことで息子は本当に助かったと思います。

今ならまだみんなが新しいクラスに馴染もうとしている時期なので、途中で入っていってもなんとかなりますから。

 

ただ、案の定、息子は最初はクラスが変わることを嫌がりました。

せっかく慣れたのに嫌だよ、って。(でもさ、友達いないじゃんw)

未知のことや新しい場所に不安を感じやすい子なだけに、つまらないクラスだとはいえ変化は嫌らしいのです。

でも、そこをなんとか説得して(もちろん無理やりではなく)グループ5へ移行することに同意してもらいました。

 

善は急げ!ということでさっそく担任の先生へその旨をメール。

新しいクラスがどこになって、いつ移行するのかはまだわかりませんが、最初はまたストレスの多い日々になりそうです。

が、しかし!!そこは親の私たちがしっかりサポートして、今度こそ笑顔で学校へ通ってくれることを願うばかりです。

 

 

 

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