今週から、ユトレヒトでは新学期が始まりました。
長いと思っていた約6週間の夏休みもあっという間に過ぎ、子供達は楽しそうに学校へ通っています。
長男は、この新学期から新しい学校へ。
そう、待ちに待ったイエナプランの学校ヘ編入したのです。
オランダの9月というと新年度の始まりなので、日本で言う4月のようなもの。
新年度だし、新しい学校だし、緊張するだろうな、という心配は私の杞憂でした。
初日から全く緊張するそぶりもなく、「楽しかったー」と笑顔で帰ってきた長男を見て、成長したな、と感心するばかり。
先生の話によると、
「お友達とも普通にコミュニケーションをとれているし、明るくて頭が良くて、もうびっくりよ」
ということらしい(笑)
あの、人見知りでいつも私の後ろに隠れていた長男が、、、
母は嬉しい。
新年度というと、新しいノートや教科書、学校指定の何かを揃えたりと何かと親が準備することがあって忙しいイメージがありますが、そういうのは一切なし。
ランチ、果物、飲み物だけ持っていけばいいので親も子もノーストレスです(笑)
学校へ行って席に着くと、引き出しに必要なもの(鉛筆や消しゴムなど)は用意されていました。教科書やノートの類も学校側が用意してくれているので、日本のような重いランドセルも必要なし。
ほーんと、気楽。
新学期に備えてやったことといえば、
親と学校側のコミュニケーション場となるWebサイトへの登録のみ。
そこに登録さえしていれば、学校のお休みや、学校行事の年間スケジュールも見れるし、クラス名簿も載っています。新年度にありがちな、どっさり資料をもらう、なんてこともないのです。
実は、新学期初日に若干緊張てしたのは私の方でした。
明らかに私たちだけであろう日本人(東洋人)。
黒髪で背の低い(オランダ人はほんとに背が高い!)私たちはかなり浮いていて、四方八方から視線を感じました。
でも、嬉しいことにそれは嫌な感じではなくとても温かい視線。
クラス全体がとっても和やかな雰囲気で一安心。
保護者の中には日本に留学したことがある人もいて、我が子のクラスメイトに日本人のこがいる!って喜んでくれてなんだか嬉しくなっちゃいました。
先生方も、とてもフランクでいい感じ。
基本的に2人くらいの先生で1クラスを担当するようで、余裕も感じられるし変な偏見もない。さらに、とってもオープンマインドで親切。わからないことはいつでもなんでも聞いてね、と言ってくれました。
学校の雰囲気も、保護者の雰囲気もとっても好印象。
息子が馴染んでいる以上、私たちも積極的に学校に馴染んでいけるよう努力しなくては。
とりあえずは、、、やっぱりオランダ語かな(汗)
これからあるであろう、保護者ミーティングや各種イベントもオランダ語が話せないと話にならないだろうし、、、。
ひとまず、出だしは順調。
息子は、早速クラスメートからプレイデートのお誘いも受けているようだし、これからもっともっとお友達を増やして学校が大好きになってほしいな。
あ、私にもオランダ人のママ友ができるといいな、、、。